Q-info 第94号 2015年10月発行
        【読者訪問】

読者訪問 第70回

お伺いした会社 第一衣料株式会社 京都支店
お話を伺った方 取締役支店長 田中 豊 様
事業内容    和装衣料 卸売業
会社の所在地  〒600-8424 京都市下京区室町通高辻上ル山王町551
連絡先など   TEL:075-361-6111  FAX:075-361-2731
URL     http://www.daiichi-iryo.co.jp/
 
田中氏店長
 今回は第一衣料(株)京都支店の田中支店長様をお訪ねしました。同社はいわゆる
呉服問屋さんで今年創業101年目を迎えておられるとのこと、創業100年おめでとう
ございます。
大変歴史のある会社さんとお付き合いさせていただけて光栄です。
本社は東京にあって、京都支店は昭和24年に開設されたそうで、反物(小幅)の卸を
主な業務とされています。
 
 小売店の催事に反物や着物を提供し、売れたら売上計上するという、いわゆる
“浮き貸し”といわれる委託販売やその反対の“浮き借り”(受託仕入)に対応した
販売管理システムが必要な業界にあって、当社が出展する展示会の案内を
差し上げたのがきっかけで当社製の呉服卸売業向け販売管理システム『ごふくQ』に
興味を持っていただき、商談を進めていただいて昨年ご導入いただきました。
 
以前使っておられたシステムは、商品の単品管理をするために一点毎にRFIDタグを
使うタイプ(小さな無線チップ(RFタグ)のデータを非接触で読んで商品を
識別管理する方式)だったそうで、RFタグのコストもばかにならないことから
バーコード対応している当社の『ごふくQ』に買い換えをして下さいました。
 
もちろん、RFタグとバーコードとの違いだけではなく、『ごふくQ』の仕様が
同社のご希望にフィットしたことが大きな要因でした。
 
 以来、いろいろとサポートさせていただいておりますが、途中から話に加わって
いただいた柴田部長様からは「業界の商慣習にもしっかり対応していてなかなか良く
できたソフトだ」「こちらの要望をしっかり把握してくれて迅速に
対応してくれるのがありがたい」「使いやすいのでみんなが使うようになり、
女子社員の手が余り気味になった」と、べた褒めのお言葉をいただきました。
 
 バブル期の1/10の市場規模になったといわれる和服業界にあって、生き残るのは
大変なことだと思います。
田中支店長は「市場動向などを見定めて身の丈の大きさを決めることが大切」だと
おっしゃいます。呉服業界にあっては大きくなると潰れるという傾向が強いとの
ことで、小さくなった市場の中で身の丈に合った規模で、如何に顧客ニーズに
合った商品を提供していくかがポイントなんですね。
 商談室
 最近は外国人観光客があふれている京都市内ですが、日本人観光客も含めて和装で
歩いている観光客が大変多くなってきました。
着物のレンタルが盛んになったことで和装の人が増えたのだと思いますが、特に
日本人の中には潜在的に和服を着たいというニーズがあると思います。
夏祭りなどでの女の子の浴衣姿の増加は目を見はるものがあります。
 個人的には日本の文化である着物をもっともっと気軽に着れるようになって、
普及すればいいなぁと思っています。
着物を着ている人の男女比は9.5対0.5だそうです。もっと男性も気軽に着ることが
できれば・・・との思いを込めて、私は月に一度以上着物を着るようにしています。
 
 斜陽と言われながらも生き残ってこられた和服業界の方々をこれからもリードして
いっていただいて、和装がもっともっと普及することを願っております。