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Q-info 第115号 2017年07月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

第90回 読者訪問

お伺いした会社 京都中小企業家同友会 事務局
お話を伺った方 事務局長 田島 慎也さん
会社の所在地  〒615-0042 京都市右京区西院東中水町17番地
   京都府中小企業会館4F
連絡先など   TEL 075-314-5321  FAX 075-314-5323
ホームページ  http://kyoto.doyu.jp/

 今回は京都中小企業家同友会の事務局にお邪魔し、事務局長の田島慎也さんに
お話を伺いました。

中小企業家同友会は全国すべての都道府県にあり、それぞれが独立した組織として
活動しています。

京都中小企業家同友会は1970年8月26日に18人で産声を上げ、今年47年目を迎えています。

 中小企業家同友会は

『良い会社を作ろう』『すぐれた経営者になろう』『経営環境を改善しよう』

という三つの目的を持って会員である中小企業経営者がお互いに学び合っている団体です。

全国で約46,000名、京都同友会は1,670名の会員を擁しています。

 同友会の事務局は他の団体の事務局と違いますと田島事務局長はおっしゃいます。
一般的に団体の事務局に勤める事務局員はその団体の活動や運営がスムーズに
行くように、事務的な作業やいろいろな事業の段取りやお手伝いなど
事務方、裏方としての仕事をしています。

同友会の事務局員もある程度そういったこともしますが、一番大きな役割は会員皆さんと
共に会の目的を実現していくための運動を担っていくパートナーであり、会員さんと
同じ主体者としての責任が求められていますとおっしゃいます。

企業づくり、地域づくりを行っている会員経営者の側面の支援をする、すなわち、
自分も活動や運動の当事者として深く関わりながら、会員と共に目的の達成を目指して
行くんだと。

だから、いわゆる“事務屋”では決してないと強くおっしゃいます。

 同友会の事務局に入ってなにが一番良かったですかとお聞きすると、考えることもなく
『会員や会員企業の変化を目の当たりにすることができ、中小企業経営者のすごさを
尊敬の念を持って感動的に見ることができたことです』とおっしゃいました。

そして、会員が例会などで気付き、自ら経営改善を推し進め成果が生まれてきたとき、
会社が変わった、自分が変わったと実感される姿に感動を覚えるとおっしゃいます。

『同友会に入ってなければ会社を潰していたかも知れない』『同友会に入って
学べたからこそ今の自分がある』というお話を聞いたときに、この仕事をしていて良かった、
同友会運動に参加して良かったと心底思われるそうです。

そして、地域で中小企業に対する理解がもっと深まること、中小企業の果たす役割の
大きさが正しく認識されることを願い、これからも会員経営者の皆さんと一緒に運動を
進めていきたいと意気込みを語って下さいました。

 私も会員の一人として、三つの目的の実践に更なる努力をしていかなければ…との
思いを抱いて事務局をあとにしました。    (米田)