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Q-info 第74号 2014年02月発行 一丁噛

カテゴリー[“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo]

いっちょかみ“一丁噛”が行く! 第71回:冬季五輪

 冬期ソチオリンピックの開催が間近となってきました。昨年の東京オリンピックの開催決定から
オリンピックムードが高まりつつあり、今までの冬季オリンピックにも増して盛り上がってきているようです。
東京開催決定のみならず、ジャンプやスケートでのメダルへの期待も、ムード盛り上げに拍車を
掛けているようです。
ちなみに、メダル数は1998年長野五輪の金5、銀1、銅4の計10個が冬季五輪最多で、
2006年トリノ五輪は金1個、前回バンクーバー五輪では銀3、銅2の計5個でした。橋本聖子団長は
「金メダル5個を含んで長野を上回るメダル数」を目標に掲げています。スポーツ評論家の中には
金7、計17個という予想をぶちあげる人もいて、ますます加熱してきています。
 ところで、日本での冬季五輪の開催は札幌と長野でありましたが、私が強く印象に残っているのは
札幌五輪ですね。札幌オリンピックは1972年2月3日から2月13日まで行われました。今から42年前になります。
読者の中にはまだ生まれてないという方や小さくて記憶がないという方も大勢いらっしゃるかと思いますが、
スキージャンプ70m級(現在のノーマルヒル)では、笠谷幸生が1位の金メダル、金野昭次が2位の銀メダル、
青地清二が3位の銅メダルを獲得し、日本人が冬季オリンピックでは初めて表彰台を独占して日本中を
沸かせました。『日の丸飛行隊』と呼ばれジャンプが日本のお家芸になったきっかけにもなりました。
ジャンプ以外では、尻もちをつきながらもフィギュアスケートで銅メダルをとったジャネット・リン(アメリカ)が、
「銀盤の妖精」と呼ばれて人気者になり、滑降と大回転の2冠に輝いたアルペンスキー女子のほとんど無名だった
スイスのテレース・ナディヒの活躍など、今振り返ってみると少し思い出されてきます。
 開催地の札幌では、真駒内球技場、大倉山ジャンプ場などが整備されるかたわら、地下鉄の開通や札幌地下街の
建設など、インフラの整備も進みました。
余談ですが、札幌の地下鉄はコンクリートの上をゴムタイヤで走る大阪のニュートラムと同じようなもの
(車両サイズは普通の地下鉄とほぼ同じです)なので、地下鉄ではなく地下ゴムではないかと
訳のわからないことを私は言っていますが、更に余談をいうならば札幌地下鉄の自動改札機は切符を裏向けに入れると
エラーになるという構造になっていて不思議に思っています(昨年、札幌に行ったときも試しましたがやはりダメでした)。
ちなみに、関西の自動改札機はすべて裏表関係なく認識してくれます。
 ま、そんなことはどうでもいいですが、もう一つ、札幌五輪で思い出しました。
トワ・エ・モワが歌った『虹と雪のバラード』という大会のテーマ曲。大ヒットしてその
年のNHK紅白歌合戦でも歌われました。なんかここまで書いていると大変懐かしく、
大学生だった当時の思い出がよみがえってきました。
 今年のソチ五輪、どんな思い出をみんなの心に刻むのでしょうか。そして、20年先、
30年先、皆さんの心の中に楽しくエキサイトした感動的な思い出としてよみがえることを
期待したいと思います。
 テロへの不安も消えないソチ五輪ですが、無事に終わることを心から祈っています。

虹と雪のバラード♪ 
作詞:河邨文一郎 作曲:村井邦彦
 歌:トワ・エ・モワ

虹の地平をあゆみ出て
  影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
  あふれる旗、叫び、そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
  あの星たちのあいだに
眠っている北の空に
  きみの名を呼ぶ オリンピックと