その振袖、今どこにある?「委託・貸出中」の在庫迷子を防ぐコツ
呉服業界において、商品の「浮借・浮貸」は日常茶飯事です。
特に成人式シーズンの振袖や、他店への貸し出しが重なる時期、「あの商品は今、自社にあるのか、それとも営業担当が持ち出しているのか?」と台帳をひっくり返して探した経験はありませんか?「在庫迷子」を防ぎ、機会損失をなくすための管理のコツを整理します。
「場所」と「状態」を切り分けて考える
多くの手書き台帳では、「売れたか・残っているか」の二択になりがちです。
しかし、呉服の現場ではその中間に「浮貸中」「持出し」「お直し中」といった複数のステータスが存在します。
これらをリアルタイムで更新できる仕組みを持つことが、迷子を防ぐ第一歩です。
貸出期限の「見える化」で回収漏れを防ぐ
「貸したまま戻ってこない」という事態は、単なる管理ミスではなく資産の損失です。デジタル管理であれば、一定期間戻っていない商品にアラートを出したり、一覧で「現在外に出ているもの」を抽出したりすることが容易になります。
PC一台で、どこからでも在庫確認
事務所に戻らなければ在庫がわからない……。
そんな状況では、出先での商談チャンスを逃してしまいます。
社外からでも確認できるシステムであれば、外出先のPCから「今ある在庫」を即座に回答でき、スムーズな受注に繋がります。
在庫管理の精度は、そのまま「お客様への信頼」に直結します。「あります」と答えた商品が手元にない、というトラブルをゼロにすることで、より強固な信頼関係を築いていきましょう。

