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読者訪問

Q-info 第162号 2021年6月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第137回

お伺いした会社  松本商事株式会社
お話を伺った方  代表取締役 松本 信弘 様
会社の所在地   〒555-0022 大阪市西淀川区柏里2丁目3番9号
連絡先など    TEL:06-6471-7318 FAX:06-6471-9495
メールアドレス  info@matsumoto-shoji.net
ホームページ   https://matsumoto-shoji.net/
事業内容     各種模型販売・アミューズメント施設企画設計

 今回は、昨年のIT導入補助金を活用してPCA社製販売管理システムを導入された松本商事㈱様をお訪ねしました。
 当社がIT補助金を使ってシステムを導入しませんかというDMをお送りしたところ興味を示して下さいました。販売管理システムを更新したいということで、当社の『はんばいQ』をご案内したところ、以前から使っているPCA製の販売管理・財務会計のクラウド版を導入したいとおっしゃいました。使い勝手からどうしても他のものは使いたくないということで、PCAの商魂・商管・会計のクラウド版を申請していただくことになり、見事採択されて導入していただきました。
当社では会計システムはPCAのものを販売していてPCAの登録販売店にもなっていますので、とりまとめて取り扱わせていただいた次第です。
 同社は各種模型やアミューズメント施設の企画などを手掛けておられるのですが、模型では鉄道模型を中心に取り扱っておられて、全国のデパートや模型店への卸販売をはじめ、阪急百貨店梅田本店10Fでは直営の鉄道模型店(モデルショップ・マルーン)を運営なさっています。

 松本社長は2代目だそうで創業は昭和10年ころで法人化は昭和32年とか。当時はまだプラモデルが普及する前で、ブリキのおもちゃなどが市場に多くで回っていました。中でも鉄道模型は高級なおもちゃで“キングオブホビー”と言われていたそうです。
確かに今でも鉄道模型は決して安くなく、子供のおもちゃとはいえない価格で売られています。
単なるおもちゃではなく精巧に出来た模型です。
 松本商事さんのホームページを覗いてみると、阪急9300系のオリジナルNゲージが載っていました。阪急京都線を疾走する特急車両です。8両セットで66,000円、やはり子供のおもちゃではないですね。
 実は筆者も鉄ちゃんで、少しNゲージの鉄道模型を持っています。
以前ベニヤ板に山や川を配した鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)を作ったこともあります。
お話を伺っていると大変楽しかったのですが、松本社長ご自身はそんなに鉄ちゃんじゃないそうで、ちょっと意外な感じがしました。最近は鉄子も増えてきているとかで、年齢層の広がりと共に盤石な顧客層を獲得しています。もっとも、最近では家電量販店でも鉄道模型などが売られるようになり、値崩れ傾向が出てきているとおっしゃっていました。

 松本社長の夢は模型を通り越して実体験が出来る鉄道ランドを作ることだそうです。模型だけなくていろいろなものを配して夢と感動を与える空間を作りたいと。実際に乗って走らせることが出来る5インチゲージの乗れる模型もあり、鉄道好きだけではなく、大人も子供も楽しめるような感動を与える場所を作りたいと熱く語っておられました。
 いやぁ、本当にそんなところが出来たら素晴らしいですね。是非実現することを願いながら同社をあとにしました。

(米田)

Q-info 第161号 2021年5月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第136回

お伺いした会社  京都中央サトー製品販売株式会社
お話を伺った方  代表取締役 水上 一寿 様
会社の所在地   〒611-0042 京都府宇治市小倉町南堀池32-9
連絡先など    TEL:0774-22-4796 FAX:0774-22-4895
メールアドレス  chuosato@image.ocn.ne.jp
事業内容     サトー製品の卸、小売販売

 今回は、昨年のIT導入補助金を活用して販売管理システム『はんばいQ30』を導入された京都中央サトー製品販売(株)の水上社長様をお訪ねしました。
 同社はハンドラベラーなどで有名なサトーの製品をもっぱら取り扱っておられ、他社製品はほんの1割か2割程度の取扱いだそうでまさに社名通りの業態です。
 水上社長は2代目だそうで、もともとはお父上がサトーのハンドラベラーを取り扱う会社に勤めておられて、その後独立されたのだそうです。
 ハンドラベラーとはスーパーなどで値札を小さなラベルに印字する機械で、サトーの製品は70~80%のシェアを占めるのだそうです。(左の写真参照)

 また、サトーではパソコンとつないでラベルを印字するラベルプリンターも各種揃えており、以前はパソコンと接続しないラベルプリンターが主流でしたが、これからはパソコンと連携するシステム商品としての販売が主流になっていくとおっしゃっていました。
同社では、ラベルやシールなどサプライ品(消耗品)の売上が70%ほどを占めるそうで、プリンターなどの機器は20%程度だそうです。必死になって新規開拓をしなくてもコンスタントに注文が来る消耗品の売上が70%も占めるというのはうらやましい限りです。
 以前はサトー製品の地域の代理店として、機器もサプライ品も幅広く取り扱っておられたそうですが、ネット販売が盛んになるにつれ、販売エリアという考え方がなくなり、代理店制度そのものがなくなってきたのだそうです。そこで、同社ではサプライ品の販売とラベルレイアウトの提案に力を入れます。昔は単純に金額をシールラベルに印字するだけでしたが、最近では、特に食品などではラベルに書いておかなければならない項目が増えてきて、手入力ではなかなか対応できなくなってきました。パソコンでラベルデータを作成してラベルプリンターで印字するということが必須となってきました。しかし、パソコンを使って複雑なラベル作成が出来ないところも多く、そのようなラベルの作成をサポートすることによって付加価値を高め、消耗品のリピートオーダーをしっかりと確保なさっておられるのだそうです。

 同社は昨年、IT導入補助金を活用してシステムの更新をされました。以前から『はんばいQ』をお使いいただいていたのですが、更なる機能強化と使い勝手の向上のため、『はんばいQ30』を導入されました。「更新をどうしようかと思っていたけど、補助金様々でうまくリプレースすることが出来た」と喜んでいただきました。

 シールラベルは和菓子や漬物、佃煮などの名産品には必須のアイテムですが、コロナ禍においてそれら名産品等の売上が減少したことに伴い、ラベルの売上も3~4割程度減ってきたとのことです。
これからは消耗品だけに頼るのではなく、ラベル自動貼付機などを組合せたシステム販売にも力を入れ、ユーザーサポートを強みにしっかりとした売上基盤を作っていきたいとおっしゃっていました。
消耗品売上をベースに高付加価値商品の販売にも尽力され、ご発展されることを祈っております。

(米田)

Q-info 第160号 2021年4月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第135回

お伺いした会社  アルムサービス
お話を伺った方  代表 紺村 妙子 様
会社の所在地   〒611-0013 京都府宇治市莵道荒槇36-4
連絡先など    TEL:0774-22-0881 FAX:0774-22-0919
ホームページ   https://www.kyoto-arum.jp/
事業内容     ハウスクリーニング、生前整理・整理収納

 今回は、小規模な事業形態ながら当社製の販売管理ソフト『はんばいQ』を重宝して使っていただいている、アルムサービスの紺村さんをお訪ねしました。

 紺村さんは20年ほど前、パートで勤めていたハウスクリーニングの会社から自分でやってみないかと言われ、悩んだ末に『自分ですれば頑張っただけできる』と意を決し、独立されました。勤めていた会社からの下請けという形でスタートし、1年ほどして屋号を付けて本格的に活動するようになりました。
アルムサービスという屋号のアルムというのは紺村さんのローマ字、KONMURAを逆に並べてARUMというスペルから名付けられたとか。

 現在は3名のパートさんとシルバー人材センターから派遣してもらっている2名のスタッフとで仕事をなさっています。マンションの管理会社からの空室の掃除依頼が多いのだそうですが、工務店などからの下請的な仕事も多く、全体の7割ほどを占めているそうです。そして個人住宅の清掃など顧客から直接依頼を受けるのが3割程度あるということです。

 直接お客様と顔が見える関係でお仕事をしているといろいろな話が出来、終活などの話に及ぶこともしばしばあるそうで、そんな中で生前整理について興味を感じられたそうです。“人生の整理”ということを更に勉強しようと東京まで行かれたそうです。
遺品整理というのは親族にとって要らないものばかりであることも多く、かといって捨てるに捨てられないなど困るのは親族。だから生きている間に要るものと要らないものを分けておくことが大事ではないかと。
その人のこれから先の人生を一緒に考え人生を整理する。マニュアル通りではうまくいかないこともしばしばあり、しっかりとその人に寄り添うことが大切だとおっしゃいます。エンディングノートのサポートや遺影写真の手配などもされるとか。
残りの人生を快適に過ごすためにしっかりと寄り添って話を聞き、ワクワクする人生を過ごしてもらうためのお手伝いをしていきたいとおっしゃっていました。そしてご自身もずっと現役でいたいと。
掃除とストレッチを組み合わせて楽しく掃除をするとか、掃除となにかを組み合わせて楽しく掃除する仕組みや仕掛けを考えたいとおっしゃいます。掃除をキーワードにみんなを元気にしたい。「掃除=面倒くさい」ではなく、楽しくやれるようにしたい。将来は「紺村流なんとか・・・・」というようなセミナーなどもやっていきたいとビジョンを語っておられました。

 お使いいただいている『はんばいQ』についてお聞きしたところ、見積、売上、請求書の発行を主に使っていて、売上集計などの資料作りが簡単にできるのが有り難い。税理士さんに渡す資料や銀行への提出資料、確定申告も楽に出来て本当に重宝しているとおっしゃって下さいました。2013年に導入させていただいて、今ではなくてはならない存在になっていることを嬉しく思いました。

ずっと現役でいたいとにこやかにお話しされる笑顔の中に、ご自身のワクワクする人生を描いておられるようで、私も元気をいただいて帰路につきました。いつまでも現役で頑張って下さい!

(米田)

Q-info 第159号 2021年3月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

お伺いした会社  株式会社ナルトシザー
お話を伺った方  代表取締役 長谷川 敏雄 様
会社の所在地   〒665-0821 兵庫県宝塚市安倉北2-19-23
連絡先など    TEL:0797-81-1263 FAX:0797-86-2850
ホームページ   https://www.narutoscissors.co.jp/
事業内容     理美容ハサミの製造・卸売業

 今回は理美容業界で理容師さんや美容師さんが一人前になったら買いたい,使いたいというあこがれのハサミを製造なさっているナルトシザーさんの、この度竣工したばかりの新社屋に長谷川社長をお訪ねしました。
そして、真新しい商談室でいっぱいの胡蝶蘭に囲まれてお話を伺いました。
 プロ用のハサミは数万円から10万円程度だそうですが、ナルトシザーさんのハサミはなんと20万円前後から30万円もするものまであるということで、まさにハサミ界のベンツとも言われているそうです。

職人が使うものだからこだわりもある。だから顧客の手の形に合わせたり、好みの切れ味に合わせたりしてカスタマイズして提供されているそうです。

 ナルトシザーさんは1963年の創業で現社長は3代目にあたられます。
創業社長はもともと徳島県鳴門市のご出身で関西で理髪店をなさっていました。
床屋さんでは毎晩ハサミを研ぐのが日課になっていたそうで、研がなくてもいいハサミが欲しくて創業なさったのだそうです。刃の摩耗を少なくして研がなくてもいい“21世紀の不思議なハサミ”を開発して売り出しました。プロ用ハサミが数千円から1~2万円だったという当時、5~10万円もする高価なハサミでしたが爆発的に売れました。床屋さんがローンを組んでまで買って行ったそうです。今でもまだ当時のハサミをメンテナンスすることもあるそうで、やはりいいものは長持ちするのですね。

 長谷川社長は3代目の社長にあたられます。1994年(平成6年)11月に同社に入社されました。
それまでアメリカで商社員として働いておられたそうですが、奥様の仕事の関係もあって帰国し、同社の東京営業所に入社されました。トップセールスマンとして活躍され、東京支店長から統括部長、そして社長と階段を駆け上がられました。社長になられてからリーマンショックなどいろいろ厳しいときも経験されましたが、7~8年前に兵庫県中小企業家同友会に入会され、経営手腕を磨くとともにいろいろなことが実ってきて、いい商品も次々と出すことが出来ました。そして『がっちりマンデー』をはじめいろいろなテレビで紹介されたりもして、業界人のあこがれのハサミとしてその地位をしっかりと築いてこられました。

 2年ほど前、同社が販売管理システムの導入を検討されていたとき、ある業者からとった見積があまりにも高いので顧問税理士さんが他社の見積もりも取りましょうと提案され、その税理士さんの知り合い経由で当社に声が掛かりシステムのご提案をさせていただきました。その結果、当社をご採用いただき現在に至っております。
昨年、UTM(FortiGate)を導入させていただき、外からiPadでシステムに接続できるようになるなど、更に便利にお使いいただいております。

 「ハサミはキッチンばさみをはじめ医療用などいろいろあるが、理美容のものに今後も特化していく。そして世界中に市場はあるのでインターナショナルに展開し、職人さんでもしっかりといい給料を取ってもらって、お子さんが『お父さんがあの会社で働いている』と自慢できるような会社にしたい」とおっしゃいます。
3月には新社屋の1階に“ナルトミュージアム”なるものを作り、理美容ハサミに特化してやってきた歴史を地元の方々にも見てもらえるようにされるのだそうです。「一般の人たちは、当社のお客さんのお客さんだから大切にしたい」とおっしゃいます。
 50%近くの自己資本比率を誇る優良企業として、そして世界に日本人の技術を伝える企業として、これからもますますのご発展を祈念いたしております。

(米田)

Q-info 第158号 2021年2月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

お伺いした会社  有限会社 章美プリント
お話を伺った方  代表取締役 福野 慎吾 様
会社の所在地   〒601-8441 京都市南区西九条南田町41
連絡先など    TEL:075-691-1624 FAX:075-661-0292
ホームページ   http://www.syobiprint.co.jp/
事業内容     印刷業

 今回は弊社の封筒印刷などをお願いしている章美プリントさんに福野社長を訪ねしました。
同社はいわゆる印刷屋さんで名刺、封筒、伝票、冊子などの印刷、製本等を手掛けておられます。
昔は学校関係を中心に印刷需要に応えておられたそうで、修学旅行の生徒用の冊子とか報告書などの冊子ものなどを得意とされていました。
現在も小ロットの冊子、特にA5版の冊子は得意だそうですが、そういったものを積極的に手掛けておられるのだそうです。

 ちょうどお伺いしたとき、新しいオンデマンド印刷機が納入されたところで、メーカーの人がセッティング作業などをされていました。
オンデマンド印刷機は4代目だそうで、新機種になるほど今までできなかったことができるようになってきたとのこと。印刷できる紙などの種類もかなり増え、蛍光色での印刷などもできるようになってきたそうです。オンデマンド印刷のメリットは小ロット印刷やナンバリングができることなどですが、そのメリットを活かした印刷も積極的に手掛けていきたいとおっしゃっていました。

 最近はネットでの印刷通販が盛んで価格破壊されてきており、印刷業界はかなり厳しいのではないですかとお尋ねしたら、『たしかに、チラシなどの印刷はかなり低価格で出来るので、印刷業者が印刷通販に外注しているようなケースも見受けられるようになってきましたが、うちでは印刷通販では出来ないジャンルのものを手掛けるようにしています。そしてまた、印刷だけではなく、その前後、すなわちレイアウトやデザインなどの製作から、印刷後の封入や製本、宛名印字などをお引き受けすることで差別化を図っています』とのことでした。
ワンストップで出来るという強みを活かしていきたいとおっしゃってました。

 印刷業界の将来や同社のビジョンなどをお聞きしたら、紙の需要は減ってきているし、ひょっとしたら名刺などというものもなくなるかも知れない。印刷市場は7割減少するともいわれている。しかしながら、紙の印刷物が全くなくなるわけではないので、特殊なものなどに焦点を当てながらオンデマンドのメリットを活かして、印刷のみならず前後の工程を含んで付加価値を付けた営業活動をしていきたい、とおっしゃっていました。
そして、『こんなん出来ないかと、とにかく相談して』とおっしゃっています。
 印刷の歴史を将来、子供達に伝えていきたいということもおっしゃっており、そのためにもこれからも頑張って多様なニーズに応えられる印刷屋さんとして頑張っていただきたいと願っております。

(米田)

Q-info 第157号 2021年1月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第132回

お伺いした会社  株式会社日昇テクニカ
お話を伺った方  取締役副社長 青木 義広 様
会社の所在地   〒522-0025 滋賀県彦根市野田山町718-14
連絡先など    TEL:0749-23-8827 FAX:0749-23-0837
ホームページ   http://www.nissyotechnica.co.jp/
事業内容     ワイヤーハーネスチェッカー、精密機械部品の製造      

 今回は滋賀県彦根市にある㈱日昇テクニカさんをお訪ねしました。
同社はワイヤーハーネスの検査機の製造と精密機械部品の製造をなさっておられます。
 ワイヤーハーネスとは、電源供給や信号伝達のための電線を束にして、端に複数の電線を一度に接続できるコネクターを取り付けたもので、自動車の車内配線や各種電気製品の内部配線に多く使われているものです。(右下写真参照) 
そのワイヤーハーネスの通電状態やコネクターのチェックをするための検査機器や治工具を作っておられます。また、病院の手術台や歯科医院の診察台、理髪店のイスなどに使われる電動部分の機構部品(精密機械部品)の製造もなさっておられ、売上はそれぞれ半々くらいだそうです。

 今年のコロナの影響をお聞きしたところ、特に悪い影響はなく、むしろ良いくらいだとおっしゃいました。というのは、自動車関連の仕事がかなり増えているのだそうです。自動車関係ではフィリピンやベトナムなど東南アジアでの設備投資が活発で、ワイヤーハーネスの検査機器や治工具需要が堅調で、その分野では昨年より業績は上がっているとのことでした。自動車関連では電気自動車の世界的な需要増などで今後も設備投資は活発になるようで、まだまだ忙しい日々が続きそうだとのことです。
また、リーマンショックの時は大変な影響があってひどい目に遭ったので今回も心配していたが、自動車関連が堅調で胸をなで下ろしているとおっしゃっていました。

 同社のシステムは、以前はAccessを使って社内で作ったものを使っておられたそうですが、作った方が辞められたこともあって新しいシステムを探そうとしていたときに、たまたま来たDMでナゴヤメッセでのフェアを知り、その展示会を見に行って出展していたシスポートに出会ったのがきっかけで生産管理システム『Assist』をご導入下さいました。

 当時、ナゴヤメッセのフェアに京田辺商工会としてのブースを出すので出展しないかと商工会から声がかかり、ちょっと出してみようと出展したのが縁に結びつきました。
2017年度のIT導入補助金に採択され、導入に弾みが付きました。いくつかのカスタマイズを施しながら、現在は順調に使って下さっています。
また、今年はNCのデータ管理システムをオーダーメイドで当社にて作らせていただき、当面のシステム化の課題はクリアしたとのことでした。

 会社として将来的にはケーブルハーネスの検査だけではなく、電気まわりの検査や治具の検査なども含めて、総合的な検査機構を構築できるようにしたいとおっしゃっていました。

 同社の管理システム面でのお手伝いをさせていただきながら、自動車産業の追い風を受けながら、ますます業績の向上を目指していかれる同社のご発展を祈念いたしております。

(米田)

Q-info 第156号 2020年12月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問第131回

お伺いした会社  株式会社ヒトミ
お話を伺った方  代表取締役 人見 康裕 様
会社の所在地   〒612-0029京都市伏見区深草西浦町8丁目133-1-2
連絡先など    TEL:075-642-4121 FAX:075-641-4150
事業内容     管工機材総合商社、住宅設備機器販売・施工      

 33年前に当社のメインプロダクツである販売管理システム『はんばいQ』が生まれました。そしてその5年後に、オフコンからのリプレースで『はんばいQ』を導入して下さいました(株)ヒトミさんをお訪ねしました。

 同社はパイプなどの管工機材をはじめ住宅設備機器を取り扱っておられる総合商社として60年近くの歴史を誇っておられます。
TOTOや積水化学といったメーカーの住宅設備機器やトイレなどを幅広く取り扱っておられ、建設会社や設備工事会社への卸を主にやっておられます。
機材や設備を卸販売するだけではなく取り付け工事も自社でやれる体制を整えて、近年は取り付け工事が出来る強みを活かして直販も徐々にやってきておられるそうです。

 業界の様子をお聞きしたら、一昨年から昨年がピークだったそうです。
大規模公共事業が相次いで発注され、ホテル建設ラッシュが重なり、業界は大変好況だったそうです。
それが一段落したところにコロナ禍で厳しい状況となっているとか。メーカーのショールームは閉鎖されるわ、商品はまったく入って来ないわで、4~5月頃は大変厳しかったそうです。今はショールームもオープンされるようになったそうですが、来場者は少なく、メーカーもいろいろと苦戦しているとおっしゃいます。特に今よりも来年が更に厳しくなるのではないかとおっしゃっていました。

 しかしながら、この苦境の中でいろいろなことが見直しできたことが良かったともおっしゃいます。
いろいろなムダを見直しすることが出来、体質改善が出来た。そしてまた、人材の採用も出来た。新しい人が入ると会社が元気になる。ピンチをチャンスにすることが出来たのではないかとおっしゃいます。

 将来的には人口減少で住宅着工数も大きく減っていく。当然住宅設備の需要も減少する。住設機器メーカーは人口が増加している東南アジアを中心とした海外に販路を求めていくが、中小企業は地元密着やっていくしかない。自社で施工が出来ることを強みに、地域密着で差別化を図って行く。特に大手はめんどくさいことはやりたがらないが、中小企業は小回りが利く。短期間で物品納入と施工を
一緒に受け、地元重視で頑張っていくと力強くおっしゃっておられました。

 同社には『改善提案書』というのがあります。それには【~ドンドン出せば、ドンドン良くなる~】と書いてあります。全社員が日々の業務の中でいろいろ気付いたことや改めたいことなどを改善提案書で出して来る、そして出来ることはどしどし取り入れて改善していく。ピンチをチャンスに変えていくことが出来るのもそんな風土が根付いているからなのですね。そして改善提案の中でも『はんばいQ』についての提案も決して少なくありません。いろいろな改善要望が出るたびにカスタマイズの見積をする。そんな繰り返しで、同社独特の、同社ならではの『はんばいQ』に変貌してきました。

 売上時に商品毎に紐付けられた棚番号を付された納品書が出力され、しかも並んでいる棚の順番に出力されて効率的にピッキングが出来るようになっている、などというのは同社ならではのアイデアかも知れません。カスタマイズが出来る『はんばいQ』の良さを十分享受していただいている好例かと思います。

 いろいろなアイデアをもとに業務改善を図り、40台にも及ぶ一人1台の端末パソコンを駆使して、これからの社会の変化に挑戦し、業界を支える存在として、また地域になくてはならない存在として、ますます発展されることを願っております。

(米田)

Q-info 第155号 2020年11月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第130回

お伺いした会社  株式会社三和紙工社
お話を伺った方  代表取締役 辻倉 浩二 様
会社の所在地   〒612-0019 京都市伏見区深草平田町13番地
連絡先など    TEL:075-642-1793 FAX:075-643-9382
事業内容     紙器加工業(トムソン・グルアーによる箱製品の加工)

 今回は、昨年、当社の販売管理システム『はんばいQ30』をご導入いただいた㈱三和紙工社様にお訪ねし
ました。

 同社は紙箱などを製造されている専門メーカーです。お菓子の箱や化粧品の箱など紙箱の需要は多岐にわたりますが、定型のものは少なく、ほとんどが客先からの要望に基づくオリジナル加工品で、如何に客先のニーズに応えられるサンプル品を早く作れるか、如何にいい提案が出来るかが勝負だそうです。
 同社では様々な紙を希望の形状に打ち抜ける自動トムソン機と、多様な糊付けや折り加工に対応できるグルアー加工機を備え、様々な要望に応えておられます。客先が希望するパッケージデザインに限界まで近づけるべく、ベテランオペレータが腕を振るっておられます。よそで出来ないような箱、中箱があるようなヤツ、ちょっと変わった箱など、特殊なものができる技術力が強みだとおっしゃいます。また、受注に至るまでのサンプル加工も得意で、マメにサンプルを早く作れることももう一つの強みになっているとおっしゃっていました。

 現在のコロナ禍の影響をお尋ねしたところ、やはりかなりの影響があるとか。土産物が売れないことで、お菓子の箱などの注文が減り、5月が厳しかったそうです。一方で、消毒液の箱やマスクの箱などは増えたそうですが、その他のものに比べると出る量も限られており、厳しい状況が続いているそうです。また、コロナだけではなく、いろいろな外部要因に影響を受けることが多いそうで、あるゲームソフトの外箱を作っていたがプラスチックの箱になって中国に行ってしまい、プラスチック問題でまた日本に帰ってくるかと思っていたら今度はダウンロードタイプになりそのパッケージそのものがなくなってしまった、とかいうようなこともあったんだそうです。

 近年、脱プラスチックの傾向が強まりつつあることについては、業界としては追い風だとおっしゃいます。
これからいろいろなものがプラスチックから紙製品に変わっていく。また、コロナの影響で生活習慣が変わってきており、思いもかけないところでの紙製品の需要が出てくる。そういった市場の追い風に乗り遅れないように、今後は食品関係のものも含めて従来のものにこだわらず、いろいろなものに対応していきたいとおっしゃっていました。

 パソコンシステムはかなり以前から導入なさっていたようですが、その販売管理ソフトが陳腐化してきて、更にサポートもままならずなってきたとのことで、今回『はんばいQ30』への乗り換えをご決断いただきました。
『はんばいQ30』では端末台数も増やし、売上履歴とトムソン木型の管理番号をヒモ付けし、マルチ画面で操作性も向上して使い勝手が良くなったとご評価いただきました。そして、更に使い込んで自社の基幹システムとしてしっかり活用していきたいとおっしゃって下さいました。

 システムをしっかりご活用いただき、脱プラスチックの追い風をしっかりはらんでコロナにも負けず、さらにますます発展されることを祈念して同社をあとにしました。

(米田)

Q-info 第154号 2020年10月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第127回

お伺いした会社  株式会社ヤスダモデル
お話を伺った方  代表取締役 安田 清之 様
会社の所在地   〒601-8203 京都市南区久世築山町379-4 久世工業団地
連絡先など    TEL:075-933-2252 FAX:075-933-2253
事業内容     木型、木工製品加工製造業

 京都で有名な久世工業団地、その一角にあるヤスダモデルさんをお訪ねしました。
同社は昨年、販売管理等の業務のIT化を進めたいということでIT導入補助金を申請され、惜しくも不採択となってしまいましたが、お隣の中央機械㈱さん(2019年5月号の本コーナーにご登場)からのご推薦もあり、また、たまたま私が社長の高校の後輩だったということも少し功を奏したのか、弊社の販売管理システム『はんばいQ30』をご導入いただきました。
社長や専務のご要望をお聞きしながら一部カスタマイズして導入させていただき、売上・仕入の一元化をはじめ、原価管理・利益管理がしっかり出来るようになったなどシステム導入の効果が出てきており、もっと早く出会っていたら良かったとおっしゃって下さいました。

 同社は社長のお父上が鋳造工場の下請けとして木型屋をはじめられたのが最初だとか。鋳造工場の得意先は全国にあり、アメリカにも行ったことがあるとおっしゃっていました。
しかし、鋳造工場の下請けでは将来が見えなくて、なんとかその呪縛から逃れたいとディスプレイ業界への進出を図ります。
木工技術を活かして“からくり時計”の製作をはじめられ、デザインから設計施工までを手掛けられた島根県浜田駅前の「どんちっちからくり時計」や、岡山県湯郷温泉の「さんぶ太郎からくり時計」など、全国各地にある“からくり時計”の多くは同社が何らかの関わりを持っておられるのだとか。
からくりを動かす仕掛けを考えるのが楽しいと、海外ではユニクロのマネキンを動かす仕掛けまで作られたそうです。
木型屋もディスプレイ屋も根っこは同じ、自分は造形屋(造形家)として頑張ってきたとおっしゃっていました。
『自分の人生は納得できるが満足は出来ない』と、40~50代の頃は睡眠時間3時間程度で頑張られたそうです。一木型屋で終わらないために新たなことにチャレンジし、競争の激しいディスプレイ業界で頑張り、今では鋳物業界向けとディスプレイ業界向けの比率は五分五分だそうです。

 鋳物工場向けの仕事の縮小も一時期考えたことがあったそうですが、ディスプレイ業界がコロナの影響を大きく受けていることもあり、続けてきて良かったとおっしゃっていました。

 これからは、新たなことを考えると設備がいる、今のジャンルで伸ばすことを考えていきたい。
そして、からくり時計などの強みを活かして次の世代に引き継ぎたいと。
息子さんの専務も頑張っておられ、私共も側面の援護射撃をさせていただきながら更なる発展を目指していただきたいと思っております。

(米田)

 

Q-info 第153号 2020年9月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第127回

お伺いした会社  有限会社安原商会
お話を伺った方  代表取締役 安原 弘治 様
会社の所在地   〒601-8213 京都市南区久世中久世町1丁目80-1
連絡先など    TEL:075-204-5803 FAX:075-204-5804
事業内容     印刷機器・機材の販売業      

 本年4月に社長に就任された有限会社安原商会の安原弘治社長をお訪ねしました。
お伺いして初めて知ったのですが、先代社長であるお父様が6月にお亡くなりなったそうです。時節柄、近親者だけでご葬儀は済まされたということですが、病院で手術を予定していた矢先に心不全で急逝されたそうです。5月にはゴルフもなさっていたということですから急なことだったようです。しかし、4月にお父様から社長を交代されていたので、業務的にはたいした混乱もなく不幸中の幸いだったようです。
 同社は現社長のおじい様が印刷関連機材の大手販売会社から独立して京都で開業されたのがはじめだそうで、現社長は3代目にあたります。業務内容は印刷業関係を中心に、印刷機械や材料(消耗品など)を販売なさっており、取引先は印刷業関係が9割を占めるのだそうです。
 印刷業は近年、ネット印刷の台頭など厳しい経営環境にさらされており、同社の経営にも大きな影響が出てきているのではないかとお尋ねしたら、印刷業界全般としては厳しいが、伸びているところも少なくないとおっしゃいます。営業力があるところやISOやPマークなどを取得しているところは伸びており、下請けしているところは厳しいということです。また、昔ながらの付き合いを重んじる京都らしさを反映してか現状維持というところも多いそうです。
また、同社の既存取引先は高齢化が進んでおり、なかには廃業されるところもあったりするので、新規取引先の確保が最重要課題だとおっしゃいます。
仕入先や取引先からの紹介も多く、また印刷業や紙工業関係などの組合に加入して人脈を広げて販路の拡大を図っておられるそうです。しかし昨今のコロナ禍で宴席がなくなり、新しい人との出会いがなくなってきたのが痛いとおっしゃっていました。
そして一方では、近年はオンデマンド印刷などカウンター式のトナーも増えてきており消耗品の売上げも減少してきているそうです。

 そんな状況の中にあって、システム販売や他の業界への販路開拓なども模索なさっておられます。
ものづくり補助金を絡めてコーディネータと連携して印刷機械の販売を推進したり、弊社とは昨年来、販売管理システム『はんばいQ』を取引先にご紹介いただいたり、テレワーク絡みでUTMの導入をお勧めいただいたりして、協業を進めていただきました。新しい事業形態としてこれからも協業させていただいてシステム販売をお進めいただければ有り難いと思っております。

 また、将来的には従来の枠にとらわれず、面白い趣味を持った人などと組んでまったく新しいビジネスが一緒に構築できないかなど、新しいことにチャレンジしていきたいとおっしゃっていました。
 従来の事業でしっかり足元を固めながら、まったく別の新しいことにもチャレンジしていきたいとおっしゃる若き新社長の10年ビジョンを見守っていきたいと思います。

(米田)

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