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Q-info214【読者訪問】三善工芸株式会社

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

第189回 三善工芸株式会社

お話を伺った方 代表取締役 小林 重之 様
会社の所在地  〒604-8277 京都市中京区西洞院通姉小路上ル三坊西洞院町561
電話番号    TEL 075-221-0340  FAX:075-221-0592
URL      https://kyoto-zen.com/
事業内容    着物、帯、和装小物の企画・製造・販売

京都ファッションを更に進化
 ~ 変化しつつある着物文化
  いろいろなものがあっていい ~

 日本人のアイデンティティである着物をもっと広げたいと様々な工夫をしながら
いろいろなシーンで活躍されている三善工芸(株)の小林社長にお話を伺いました。

刺繍業からスタートして150年の歴史を経て各種イベントのプロデュースまで

 刺繍業からスタートして手描き友禅工房として現在の小林社長は5代目になります。そして2005年には小売部門として「着物ギャラリー&アトリエ善」をオープンされました。
 着物は日本人のアイデンティティであり京都ファッションである。もっともっと着物の良さを広めたいと従来の着物の概念にとらわれず斬新なアイデアを次々と発表。また、着物ショーのプロデュースをはじめ米倉涼子や石川さゆり、長渕剛などの舞台衣装の製作も手掛けられました。更にはレストランのプロデュースまで幅広く活躍されています。
 そして2005年には京友禅・京小紋・西陣織を中心にトータルコーディネートで提案するショップ「着物ギャラリー&アトリエ 善」をオープンされました。

既成概念を打破

 最近は着物を着る4~50代の人が増えているとおっしゃいます。オシャレが好きな人、個性を表現したい人、服が好きな人を中心にZ世代の人にも浸透しつつあるとか。
 「着物はこういう風に着なければならないとか、着物とはこういうものだというような既成概念を打ち破りたい.着物はもっと自由に着たらいい」と適正価格で着やすい着物を考えておられます。また、着物好きな人が増えつつある中で正統派と斬新派など、いろいろなものがあっていいとおっしゃいます。
そして今年の2月にオリジナル着物Tシャツ(KIMONO T)を発売されました。(Information Cornerで詳しく紹介しています)
 私自身、着物が好きで月に一度くらいは着物を着たいと思っているのですが、なかなか着る機会がなくてまだまだそんなペースにはなっていません。でも、女性はもとより若い男性を中心に着物を着る人が増え、もっともっと着物が生活の中に浸透してくることを願いつつ同社をあとにしました。

(米田)