Q-info225【IT雑情報】停電でも慌てない!「UPS」はパソコンの命綱!
今回は転ばぬ先の杖のお話しです。
せっかく作成した資料が、突然の雷や停電で消えてしまった……。
そんな悲しい経験はありませんか?
パソコンが突然シャットダウンしてしまうのは、作業データが失われるだけでなく、パソコン本体(ハードウェア)にとっても
致命的なダメージになりかねません。
今回は、そんな「もしも」の事態から大切な機材とデータを守ってくれる「UPS(無停電電源装置)」について解説します。
1. UPSってなに?
UPSとは「Uninterruptible Power Supply」の略で、日本語では「無停電電源装置」と呼ばれます。
簡単に言うと、「パソコン専用の予備バッテリー」のことです。
普段はコンセントからの電気をパソコンに供給しながら、同時に内蔵バッテリーに電気を蓄えておきます。
そして、停電が起きた瞬間にバッテリー給電へと瞬時に切り替え、パソコンが突然落ちるのを防いでくれる装置です。
※UPSは停電後も長時間作業を続けるためのものではなく、「安全にデータを保存して終了する時間」を稼ぐための装置です。
2. なぜUPSが必要なの?
ノートパソコンにはバッテリーが内蔵されていますが、デスクトップパソコンやサーバー、NAS(ネットワーク対応HDD)、
ルーターなどの周辺機器は、電気が切れると即座に電源が落ちてしまいます。
UPSを導入することで、以下のメリットが得られます。
・データの保護: 保存する前の作業データを失わずに済みます。
・故障の防止: 強制終了によるOSの破損や、ハードディスクの物理的な故障を防げます。
・安全なシャットダウン: 停電後も数分~十数分間は電気が供給されるため、その間に正しく終了操作を行う「時間」を
稼げます。
以前ご紹介した「クイックマシンリカバリー(Q-info 217号)」のような修復機能が必要になる事態を、未然に防ぐための
重要な予防策といえます。
3. どんな種類があるの?
業務用の安定したシステムを運用するためには、信頼性の高いUPSの導入が欠かせません。
停電時に自動でシャットダウン処理を行ってくれる連動機能付きのモデルもあります。
一般的なオフィスであれば、作業を保存して安全に終了させるまでの時間を確保できるタイプ
を選べば安心です。
まとめ
「備えあれば憂いなし」という言葉通り、PCの熱やホコリ対策(メンテナンス)と同様に、電源周りの環境を整えることは
非常に重要です。
「うちのサーバーやPCは大丈夫かな?」と心配になったら、ぜひ一度、電源環境を見直してみてくださいね。
