実務に合った販売管理・生産管理のシステムで業務効率の改善をサポートします!

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Q-info 第85号 2015年01月発行 一丁噛~謹賀新年~

“一丁噛”が行く!

謹賀新年 2015年(平成27年)正月

未年

 新年おめでとうございます。旧年中は大変お世話になり有り難うございました。
どうか本年も倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年末に行われた総選挙。皆様はどうお感じになりましたでしょうか。
大方の予想通り、政府自民党と公明党の大勝利となり、まさにアベノミクスが信任された格好に
なりました。そして2年あまり先の2017年4月には、景気動向に関係なく消費税が
10%に増税されることも決まりました。
その可否はともかくとして、もう一つ気になるのが“軽減税率”の話。食料品などの生活必需品等の
税率を低く抑えるという複数税率を導入しようとしています。そうなれば、もはや手作業での
請求書発行は困難になりコンピュータシステムを使わざるを得ないことになるかも知れません。
どのような制度になるのか予断を許しませんが、ギリギリになってからではシステムの導入や
対応もおぼつかなくなるかも知れません。政府の動きに注目し、是非、早めの対応を
ご検討下さるようお願いいたします。
 なにかと厳しい状況ではありますが、どうか皆様方にとりましても今年がいい年でありますように、お祈り
いたしております。

シスポート株式会社 代表取締役 米田 明

Q-info 第85号 2015年01月発行 読者訪問

読者訪問

第60回 読者訪問

お伺いした会社 こと京都株式会社
お話を伺った方 代表取締役 山田 敏之 様
事業内容    九条ネギ生産・販売
会社の所在地  〒612-8236 京都府京都市伏見区横大路下三栖里ノ内30番地
連絡先など   TEL:075-601-0668   FAX:075-601-0662
URL     http://www.kotokyoto.co.jp/

こと京都様画像

 今回は九条ネギの売上でグループ全体で年商10億円に近づき、全国的にも注目されている
農業生産法人こと京都株式会社の山田社長にお話をお伺いしました。
 山田社長は農家の次男としてお生まれになり、32歳までアパレルメーカーにお勤めになっていました。
30歳頃から独立志向が強くなったものの、農業を営んでおられる実家は次男ということで事業継承を
考える状況ではありませんでした。しかし、農産物は外国から安く仕入れればよいという風潮の中、
食の安全性や環境に強い関心を持ち、これからは環境や食が重要になる、つまり農業の重要性も
増してくるのではないかと考えはじめた矢先、お母様が交通事故に遭われ、教師をなさっているお兄様が
戻れない状況の中で、実家の家事を手伝う必要にも迫られて農業を引き継ぐことを考えはじめます。
実家が農家であるからこそ継ぐことができる選ばれた環境の中にいることに気付き、
「農業は若いモンがするもんじゃない」というまわりの反対を押し切って就農されました。
 就農時に1億円の目標を掲げられましたが、初年度の売り上げが400万円と農業の難しさを実感されました。
しかし、やるからには農業で1億円の売上を目指そうといろいろな野菜生産をしていた業態を
変更して周年栽培できるネギに特化。父親の反対を押し切ってカット葱の販売を手掛け、
特にラーメン店をターゲットに事業を展開。カット葱をビニール袋に詰めて東京のラーメン店を
一件ずつまわり、京都の九条葱を生産している農家が売りに来ましたとアピールして販路を拡大されました。
有名ラーメン店からも注文がもらえるようになり、7年目に1億円の売上を達成されます。
葱の仕入~加工~販売を手掛ける“ネギ屋”といわれる葱商社が京都に100社ほどあったそうですが、
ネギ屋が儲かるなら農家がやればもっといいと、九条ねぎの生産~加工~流通販売を一貫して行う
ビジネスモデルを確立されました。そして、昨年9月にはそのビジネスモデルが「京都創造者賞 企業部門」に
選ばれ、山田知事、門川市長、立石京商会頭らから表彰されました。
賞状

『この賞がどの賞よりも嬉しい』と山田社長はおっしゃっていました。
 食の安全がいろいろ取りざたされる中、中国ギョーザ問題が発生したときには売上目標を
10億円に上方修正し、ホテル偽装事件が発覚するとさらに15億円に計画変更されました。
そして、今年2月には現在の本社工場の2倍の規模の向島工場を竣工されます。また九条ネギ以外のネギを
扱う「こと日本株式会社」を東京に設立するなど、ますます事業を拡大されています。
 昨年、それまで使っておられた販売管理システムが限界だということで当社にお声掛けいただき、
『はんばいQ』をベースにした新システムを導入させていただきました。
本社~城南宮工場~美山養鶏場~東京事務所(こと日本)を結ぶネットワークが完成し、事務処理の効率化に
寄与させていただいております。
 今回いろいろ山田社長にお話を伺い大変大きな刺激をいただきました。常に上を目指して目標を設定し、
それをクリアしてまた上方目標を設定して登っていく。京都が誇る元気企業として他の中小企業の
目標となるよう、ますます頑張っていただきたいと思います。 

Q-info 第85号 2015年01月発行 Qシリーズ奮闘記

Qシリーズ奮闘記, コラム/Qinfo

Qシリーズ奮闘記

シスポートの販売管理システム(Qシリーズ)は、基本パッケージをベースに、いろ
いろな業種・業態に合わせてカスタマイズしてご提供する“イージーオーダー型”の
ソフトウェアです。あらゆる業界で活躍しているQシリーズの一部をご紹介いたします。

使っていただいている業種・業態

宅配業(メール便などの配送請負)

ダイレクトメールなどをそれぞれの地域に擁した配達員に
委託して宅配する業務です。各地域に配したセンターまで
同社が運び、そこから先は配達員が個別配達します。

ベースとなったQシリーズ はんばいQ sp

導入のポイント

・顧客に対しては配達地域、重量、部数に応じて料金を計算します。
・配達員に対しては重量・部数に応じて配達料を計算します。

 それら、客先への請求額と配達員への配達料を効率的に計算するシステムが求められました。

カスタマイズと運用のポイント

・配達地域別・重量毎の配達代金と、配達員ごとの配達基本額をマスター化しました。
・配達員別に日々の配達部数を入力できるようにしました。
・配達地域別に入力した配達部数の合計が、請求書に反映するようにしました。
・各種入力画面をエクセルライクな画面にし、入力のしやすさを追求しました。

 システム導入前は、エクセルで入力したものを手作業で集計して請求書を作り、配達員に配達料を
 支払っていましたが、システムを導入することで業務時間の短縮、間違いの削減ができました。

Q-info 第85号 2015年01月発行 PDF

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Qinfo 第85号 2015年01月発行

現在地が動くイラスト地図

2015年01月01日 今年もよろしくお願いいたします。

お知らせ

  

Q-info 第84号 2014年12月発行 一丁噛

“一丁噛”が行く!

いっちょかみ“一丁噛”が行く! 第80回:小型と中型

 12月に入り忘年会シーズンとなりました。皆様は何回くらい忘年会がありますか。私は正式(?)に「忘年会」と
名前がつくものだけで5回あります。それ以外の非公式(笑)な飲み会を含めると・・・・ 何回あるんでしょうか(^^;

 さて、飲み会が増えるとタクシーに乗る機会も多くなります。いつも思うことなんですが、タクシーの小型と中型、
あれってどういう差なんでしょうか。
昔は中型タクシーは前列がベンチシートになっていて、前に2人と後ろに3人、つまりお客が5人乗れました。
ところが最近はベンチシートの車が少なくなり、前列1人、後列3人、すなわち4人しか乗れません。これでは小型タクシーと
乗車定員が同じということです。5人でタクシーに乗るから中型を探そうって言っていたのは昔のこととなりました。

 乗車定員が同じなのになぜ料金が違うんでしょうか。
小型と中型の違い、調べて見ました。すると『車の長さが4.6メートル以上で乗車定員が6名以下の車』が中型で、
『車の長さが4.6メートル以下で乗車定員が5名以下の車』が小型だそうです。ここで言う乗車定員は
運転手も含んでいますので中型は6名以下となるのですが、6名と規定していないところが問題ですね。
5名でも構わないと。ですから、長さが決め手みたいですね。

でも、おかしなことがあります。現在のモデルのプリウスですが最初は中型として認可されていました。
3ナンバーだからかなぁと思っていたんですが、最近では小型として走っています。つまり同じ車で小型と中型がある!
こんなおかしなことって許されるんでしょうか。
そういえば昔、MKタクシーが当時中型で走っていたセドリックを小型車として走らせたことがありました。やはりそれも
おかしいですね。

いっそのこと、小型と中型の区別をなくしてしまった方がスッキリすると思うんですが…。小型と中型の区別なんかいらないと思
っている人は多いんじゃないでしょうか。

 先日乗ったタクシーの運転手さんに「小型と中型の区別なんていらんのんとちゃいますのん?」と言ったら、
昔と違って料金の差が少なくなってきていると言うんです。先日あるところまで2台の車でお客様を送っていったそうです。
その時、前が小型車で自分の中型車は後ろからピッタリとくっついて行ったところ、目的地に着いたら1,500円くらいの
メーターで、前の小型車と後ろの中型車の料金差は10円しかなかったと言うんです。自分が中型車に乗っているから少しでも
安さを強調したかったのかも知れませんがホンマかいな?と思いますよね。あまり疑ってもいけないので
そのまま聞き流しましたが、それにしても10円しか差がつかなかったってすぐには信じられません。

 しかし、本当にそんなに料金差が少ないとしても、ついつい小型車を探してしまうのは貧乏人の習性なんでしょうね(^^;

Q-info84【Excelワンポイントテクニック】日本語入力を不可にして誤入力を防止!『データの入力規制』

Excelワンポイント

ごぞんじでしたか? Excelワンポイントテクニック

~全角文字を入力できないようにする~

電話番号やメールアドレスの入力場所を予め全角文字が入力できないようにすることができます。

日本語入力をさせない列を選んで、「データ」タグを開き「データの入力規制」をクリック。

「日本語入力」タグを選んで、無効に設定すると日本語入力ができなくなります。

Excelワンポイント

Q-info 第84号 2014年12月発行 読者訪問

読者訪問

第59回 読者訪問

お伺いした会社 株式会社 大阪ジャージ
お話を伺った方 代表取締役社長 井村 潤 様
事業内容    ニット製品製造業
会社の所在地  〒536-0021 大阪市城東区諏訪3丁目14-34
連絡先など   TEL:06-6965-7088   FAX:06-6965-7090

井村社長

同社製品が使われているパーツ部分

 今回は大阪ジャージさんをお訪ねしました。
ジャージというとスポーツや軽い運動、部屋着に気楽に着られるトレーニングウェアを想像するのですが、
伸縮性を持たせた編み物(ニットやメリヤス)を指すのだそうです。昔は同社の近辺にも◯◯メリヤスと
いう名のついた会社が多くあったのだそうですが、下着を想像するメリヤスという名前ではなくジャージ
という名称を社名にして昭和58年に創業されました。井村社長は昨年、従兄弟である先代社長から社長を
引き継がれました。

 原料である糸を仕入れて10社以上ある協力工場で編み物(伸縮性のある袖口の生地などのパーツ)に
仕上げて出荷されるのですが、繊維生産の海外移転が進むなかで国内でのニット製品の生産は2~3%にまで
落ち込んできているのが近年の傾向だそうです。

 そんな中で同社では、単に生地を生産するというだけではなく、ゴルフウェアなどの高級ブランド製品に
使うニットのパーツの企画やデザインをアパレルメーカーに提案し、企画提案力で他社との差別化を図っておられます。
大量生産の衣類などはすべて海外で生産されることが多いのですが、高級ブランドで少量生産のものは、
生地は日本で生産し縫製を東南アジアなどの海外でやるということが多いそうです。

従って、アパレルメーカーが多い東京に行って商談される機会が増え、今や取引先の90%が東
京だそうです。繊維業界の経営環境は厳しいものがありますが、『新規参入がないので生き残っている』と
謙遜しておっしゃっておられました。

生地の見本帳

 当社とのお付き合いはMS-DOS版の『はんばいQ』の時代にさかのぼります。
業務の効率化にはコンピュータは不可欠と導入していただき、Windows対応となった現在も幾度かのバージョンアップを
経てお使いいただいております。

特に、売れ筋や市場動向の分析にはコンピュータが欠かせないと、そしてまた、『コンピュータは手書きに
比べると3人分の働きをする』とおっしゃって『はんばいQ』を活用していただいております。

厳しい業界の中にあって、今までのいろいろな経験や知識を武器に、どんなニット製品にも対応できる強みを
活かしてパーツの生産で生き残りをかけて頑張っておられます。

何でもかんでも海外移転して国内産業が空洞化してきている昨今、厳しい繊維業界でこれからもメイドインジャパンを
旗印に頑張っていかれることを念じております。

Q-info 第84号 2014年12月発行 Qシリーズ奮闘記

Qシリーズ奮闘記, コラム/Qinfo

Qシリーズ奮闘記

シスポートの販売管理システム(Qシリーズ)は、基本パッケージをベースに、いろ
いろな業種・業態に合わせてカスタマイズしてご提供する“イージーオーダー型”の
ソフトウェアです。あらゆる業界で活躍しているQシリーズの一部をご紹介いたします。

使っていただいている業種・業態 出版業(月刊雑誌を個人客に販売する部署と、委託や常備を行う法人客相手の部署があり、
業務自体も別管理をされております。)

ベースとなったQシリーズ はんばいQ sp

導入のポイント
・月刊雑誌を定期購読されるお客様から預かった前受金残高の管理
・送付先のお客様の購入部数は1部とは限らないため、購入部数毎に配達のリスト作成
・委託や常備の出荷数および残数管理

カスタマイズと運用のポイント
・毎月定期購読されているお客様の売上を手入力するのは、件数的に難しいため一括して売上が行える
ようにしました。
また、前受金をいただき毎月の定期購読分の代金を引き当てていき、前受金が不足する前に振込依頼
が発行されるようにしました。
・外部に発送委託している発送先と発行部数を一覧表で出力し、確認できるようにしました。
・委託出荷、常備出荷した商品の売上や、返品を入力し、残数の把握を出来るようにしました。

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