Q-info 第76号 2014年04月発行 ITよもやま話
4月9日、WindowsXPやMicrosoft Office 2003などのサポートが終了します!
すでにご存じの通り、マイクロソフトが「2014 年 4 月 9 日 (日本時間) をもちまして、
Windows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6 のサポートを終了いたします」と
発表して、ついにその日がやってきます。
サポートが終了するということは、アップグレードが行われないということで、4/9になったら直ちに
使えなくなるということではありません。
しかしながら、アップグレードが行われないということは、セキュリティ更新プログラムが提供されなくなると
いうことで、脆弱性がみつかってもアップデートはしない、ということで外部からの新手の脅威に無防備に
なるということです。
脆弱性とはプログラムの弱点・欠陥のことで、その脆弱性を修復しないと外部からウイルスや
不正プログラムなどに侵入されてしまう、いわば侵入される穴をふさぐことができない状態になってしまうことを
意味します。
従って、4月9日以降はWindows XPの使用は控えるのが賢明です。
しかし、インターネットに接続しない、USBメモリーも使わない、外部とは完全遮断した状態で使う、
ということであればリスクは減少しますので、使い続けても構わないかも知れませんが、一般的には
社内LANなどで他のパソコンともつながっており、外部と遮断されているとは言い難い状況かと思います。
ただちに重大な危険があるということはないかと思いますが、できるだけ早めにwindows7やWindows8の
パソコンに買い替えられることをお勧めします。
ちなみに、Windows8はタブレット仕様を付加しているため業務使用には向いていないと評価しており、
当社ではwindows7を推奨しています。