Q-info 第124号 2018年4月発行 【ネコの穴】

テーマ:販売管理システムのクラウド化

急速に世の中に広がりつつあるクラウド型サービス。
販売管理システムにおいてもこのクラウドが取り入れられつつあります。

クラウドとはクラウドコンピューティングの略です。
作成したデータやソフトウェアを⾃社のコンピューターやサーバーではなく、「インターネット上」に保存することを意味しています。 これに対してこれまでのように⾃分の⼿元にプログラムやデータを保存する方式をオンプレミスといいます。

では、クラウド版とオンプレミス版との違いはどこにあるのでしょう?

クラウド版とオンプレミス版の決定的な違いは、ソフトウェアを「借りて利⽤する」のか?若しくは「⾃社の資産とする」のかということになります。
クラウド版は、⽉額・年額の「利⽤料」を⽀払うことで「借りて利⽤する」という形をとります。
一方のオンプレミス版の場合は、ソフトウェアを一括購⼊する=「⾃社の資産になる」のです。(リース契約という形式もありますが)。
自社の手元にプログラムを置いていますので、例えば数年に一度のOSアップデートの際に、今まで使っていたソフトが使えなくなってしまうことがあります。
それに対してクラウド版では、ソフトウェアの管理はインターネット上で行うため、将来のOS対応やバージョンアップなども自動的に対応してくれます。クラウドの利⽤料にはそうした⾦額も含まれている場合が増えています。
利⽤者がソフトウェアの対応を気にせずにパソコンのOSを変更する、ソフトウェアそのものの機能を最新に更新することが出来てしまいます。

良いことずくめのように見えるクラウド型ですが、その導入にはやはり注意も必要です。
販売管理システムは基幹システムであるため、セキュリティや障害時の対応、システム⾃体の速度(インターネットに影響を受けます)や安定性には丁寧な検証が必要です。
データをインターネット上に保存するため、セキュリティ上の懸念もあり、信頼できる企業が運営していることが大前提です。

私達シスポートは、クラウドへの移行はもう少し様子をみたいと考えています。

(壱Q)