Q-info 第150号 2020年6月発行 【読者訪問】

読者訪問 第125回

お伺いした会社  株式会社京都建築事務所
お話を伺った方  代表取締役 細見 建司 様
会社の所在地   〒604-8083 京都市中京区三条通柳馬場東入中之町10番地
連絡先など    TEL:075-211-7277 FAX:075-211-7270
事業内容     建築設計事務所
URL      http://www.kyoto-archi.co.jp/

 今回は、今年創立60周年を迎えられ、4月に代表取締役社長に就任された細見社長をお訪ねしました。
同社は1956年に京都大学工学部建築学科「西山夘三」研究室の院生が、学んだことを社会で実践するためにと「京都住宅相談所」を設立したのがはじまりだそうです。その後、1960年に株式会社京都建築事務所として法人化され、今年60周年を迎えられました。細見社長は京都住宅相談所としての創業期から数えて7人目の社長にあたられます。

 代々、世襲制ではなく社長を輩出されてきたそうですが、私は細見社長とは専務時代の3年ほど前に京都中小企業家同友会でお会いしました。同会には40年ほど前から、取締役の方が入っておられたそうで、会社としての同友会歴は大変長いものになります。

 同社は建築設計事務所としていろいろな建物の設計を手掛けてきておられるのですが、分野として病院など医療福祉関係の施主さんが多いそうです。建築施工は一切やらず、建築の設計・監理と建築に伴うコンサルティングの業務を担っておられます。
現在20名の社員さんがおられ,そのうち12名が建築士の資格を持って活躍されているとか。営業の方は特にいらっしゃらないそうで、これまでの顧客からの紹介やいろいろな人脈からの案件が多いとのことでした。

 お話を伺ったときは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が出ている真っ最中でしたが、しっかりと対策を講じていますのでお越し下さいと言うことで会社にお伺いしました。
入口でアルコール消毒し、通された広い会議室でしっかりと距離をとってお話しさせていただきました。
コロナ対策で現在は、公共交通機関を使わずに来れる半数程度の方のみが出社されているということで、GoogleChromeのリモートデスクトップを使ってテレワークもしているとのことでした。
同社ではマイナンバーが導入された頃にセキュリティの観点からUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)機器であるFortiGateを導入されたそうですが、それが今となってはテレワークをするのに大変役立つことになりました。
まだまだ手探りで・・・・とはおっしゃっておられましたが、設計図などを画面共有して利用するなどしっかりとテレワーク体制を実現されておられました。

 コロナの影響で医療現場は大変な状況となっていますが、医療福祉関係の建物を設計するというのは社会の役に立つ建物を設計するという社会的意義を感じると共に、歴史の重みを感じつつ“続けること”の大切さと「想いを形に、想い以上の感動を」という理念をまっとうする大切さをひしひしと感じていますとおっしゃっていました。

 医療福祉関係のインフラ整備という社会的意義のある業務をこれからも、しっかりと担っていっていただけることを願い、ますますの発展を祈念して同社をあとにしました。

(米田)