Q-info 第151号 2020年7月発行 【読者訪問】

読者訪問 第125回

お伺いした会社  株式会社コダマ製作所
お話を伺った方  代表取締役 児玉 雅人 様
会社の所在地   〒604-8843 京都市中京区御前通松原上ル壬生東桧町
連絡先など    TEL:075-312-6653 FAX:075-321-0085
事業内容     屋外広告業
URL      https://www.kdmsign.jp/

 今回は、屋外広告業の㈱コダマ製作所さんをお訪ねしました。
児玉社長にお目に掛かるなり、御社は本当はなに業というのがいいんですか?とお聞きしたら、「建設業でもありサービス業でもあるし・・・・、まぁ、屋外広告業というのが妥当かな」とおっしゃいました。たしかに、クレーンなど使って設置する大きな屋外看板は立派な建築物ですし、広告デザインなど考えたりする部分はサービス業になるのかなとも思いますし…、一つの業種で言い表すのは難しいかも知れませんね。

 児玉社長は2代目で、お父様がアクリルの加工屋や印刷屋をやってらっしゃったそうです。
ご自身は大学卒業後、NECに就職されシステムエンジニアをしておられたそうです。27歳の時に戻って来られてプラスチックの加工業として細かい看板などの制作に手掛けられました。大手企業の下請けの仕事が多かったので直販に力を入れ、特にいろいろな看板や案内板などのリニューアル提案を積極的にされ、施設や会社などからの受注が増えてきたそうです。特に制作した看板などの図面管理をしっかりしていることが強みで、どこそこのあの看板のリニューアルとなればすぐに図面を出してデザインすることが出来るとか。どこかの建設会社が受注した工事でも、設計図書に参考メーカーとしてコダマ製作所のサインがあり仕事につながるのだそうです。
伝票を入れる小さなプラスチックの箱から、大学や競馬場、地下鉄構内などの各種案内板、企業の看板など幅広く手掛けておられます。
「競馬場の案内板など何百とあるので、なにかが変わるとどれだけ変えなければならないかが、図面管理している強みですぐにわかる」とおっしゃいます。最終的に仕事が回ってくる仕組みがそこに有るのですね。

 一昨年、IT導入補助金を使って弊社の『こうじQ』というシステムをご導入いただきました。当システムは施工現場毎の原価・利益管理が簡単にできるのが特徴で、同社の図面管理の強みを活かして物件毎の収益性を高めていただきたいと思っています。

 児玉社長は、京都府広告美術協同組合の理事長を11年なさっており、(一社)日本屋外広告業団体連合会の副会長も歴任されています。そのかたわら新しい取り組みにも積極的で、木材、アクリル等の樹脂、革、布など様々なものにプリントができるUVプリンターを導入し、新たな広告物やノベルティなど制作に取り組んでおられます。

「こんなんできませんか?と言われたらいろいろ考えて対応する」と想像力とデザイン力を武器にチャレンジされています。一方、動画作成やYouTubeのタイトル作成、ドローンを活用した看板の点検サービスなど、新たなこともどんどん手掛けておられます。

 お店に付随する看板だけではなく、その商売がうまくいくように広告媒体や動画サイトなどを通じて支援していく“広告宣伝のトータルコーディネート”を目指したいという10年ビジョンを掲げて頑張っておられる㈱コダマ製作所さんのますますのご発展、ご活躍を祈念して帰路につきました。

(米田)