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Q-info 第162号 2021年6月発行 【読者訪問】

カテゴリー[コラム/Qinfo, 読者訪問]

読者訪問 第137回

お伺いした会社  松本商事株式会社
お話を伺った方  代表取締役 松本 信弘 様
会社の所在地   〒555-0022 大阪市西淀川区柏里2丁目3番9号
連絡先など    TEL:06-6471-7318 FAX:06-6471-9495
メールアドレス  info@matsumoto-shoji.net
ホームページ   https://matsumoto-shoji.net/
事業内容     各種模型販売・アミューズメント施設企画設計

 今回は、昨年のIT導入補助金を活用してPCA社製販売管理システムを導入された松本商事㈱様をお訪ねしました。
 当社がIT補助金を使ってシステムを導入しませんかというDMをお送りしたところ興味を示して下さいました。販売管理システムを更新したいということで、当社の『はんばいQ』をご案内したところ、以前から使っているPCA製の販売管理・財務会計のクラウド版を導入したいとおっしゃいました。使い勝手からどうしても他のものは使いたくないということで、PCAの商魂・商管・会計のクラウド版を申請していただくことになり、見事採択されて導入していただきました。
当社では会計システムはPCAのものを販売していてPCAの登録販売店にもなっていますので、とりまとめて取り扱わせていただいた次第です。
 同社は各種模型やアミューズメント施設の企画などを手掛けておられるのですが、模型では鉄道模型を中心に取り扱っておられて、全国のデパートや模型店への卸販売をはじめ、阪急百貨店梅田本店10Fでは直営の鉄道模型店(モデルショップ・マルーン)を運営なさっています。

 松本社長は2代目だそうで創業は昭和10年ころで法人化は昭和32年とか。当時はまだプラモデルが普及する前で、ブリキのおもちゃなどが市場に多くで回っていました。中でも鉄道模型は高級なおもちゃで“キングオブホビー”と言われていたそうです。
確かに今でも鉄道模型は決して安くなく、子供のおもちゃとはいえない価格で売られています。
単なるおもちゃではなく精巧に出来た模型です。
 松本商事さんのホームページを覗いてみると、阪急9300系のオリジナルNゲージが載っていました。阪急京都線を疾走する特急車両です。8両セットで66,000円、やはり子供のおもちゃではないですね。
 実は筆者も鉄ちゃんで、少しNゲージの鉄道模型を持っています。
以前ベニヤ板に山や川を配した鉄道模型のレイアウト(ジオラマ)を作ったこともあります。
お話を伺っていると大変楽しかったのですが、松本社長ご自身はそんなに鉄ちゃんじゃないそうで、ちょっと意外な感じがしました。最近は鉄子も増えてきているとかで、年齢層の広がりと共に盤石な顧客層を獲得しています。もっとも、最近では家電量販店でも鉄道模型などが売られるようになり、値崩れ傾向が出てきているとおっしゃっていました。

 松本社長の夢は模型を通り越して実体験が出来る鉄道ランドを作ることだそうです。模型だけなくていろいろなものを配して夢と感動を与える空間を作りたいと。実際に乗って走らせることが出来る5インチゲージの乗れる模型もあり、鉄道好きだけではなく、大人も子供も楽しめるような感動を与える場所を作りたいと熱く語っておられました。
 いやぁ、本当にそんなところが出来たら素晴らしいですね。是非実現することを願いながら同社をあとにしました。

(米田)