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[Q-info209]IT雑情報【Notebook LMの紹介】

カテゴリー[IT雑情報, コラム/Qinfo]

チャットGPTを始めとするAIがいろいろなところで使われています。 皆さんの中には既に活用されている方も少なくないかと思いますが、そんな中で今回はGoogleが開発したAIを使ったノートアプリ Notebook LM をご紹介します。

ノートアプリとは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで利用できる、デジタル形式のメモ取りツールです。従来の紙のノートと違い、文字だけでなく画像や音声、ファイルの添付も可能であることが特徴です。 
そのノートアプリにAI機能を搭載し、従来のものとは一線を画す革新的なツールがNotebookLMです。

簡単に言うと、ユーザーがアップロードしたドキュメント(文章やPDF、音声データなど)をAIが読み込んで理解し、要約、説明、そして回答などを生成してくれる便利なツールです。

例えば、分厚い報告書の内容を、簡単に知りたい時に使えます。複数の資料から、必要な情報をまとめてレポートを作成する時に役立ちます。論文や記事を読み込んで、内容についてAIと議論することで、理解を深めることができます。
ポイントは、資料をアップロードするだけでAIが内容を把握してくれるので、自分で読む手間が省けます。
AIは質問に答える時に、根拠となる資料の箇所も示してくれるので、情報の信頼性を確認できます。

では、ちょっとやってみましょう。昨年と今年のIT導入補助金の公募要領を読み込ませて、変更、追加点をまとめてもらいます。
まず、2024年度の公募要領(46ページ)と2025年度の公募要領(45ページ)をアップします。
そして、チャット入力欄に入力すると、1分も経たないうちに
約1,000文字にまとめられ次のような回答が表示されました。

90ページあまりの2冊の公募要領を読み込んで変更点などをまとめようとすると半日くらいはかかりそうですが、アッという間にやってくれました。

最終的には、自分の目で確認する必要があるかも知れませんが、ポイントをまとめてくれるので大変効率が上がります。

使い方はいたって簡単です。 まず https://notebooklm.google.com/ にアクセスします。
すると①の画面が出てきますので、新規作成をクリックし、②の画面で要約などして欲しいデータをアップロードします。
そして、チャット画面の下段に、してもらいたいことを入力するだけです。 是非一度やってみて下さい。