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Q-info210【スタッフのつぶやき】万博行く人行かぬ人

カテゴリー[コラム/Qinfo, スタッフのつぶやき]

【万博行く人行かぬ人】

関西万博の開会からしばらく経ちます。
開会前から(そして開会後も)いろいろ言われているのはご存じのとおりですが「そんなこと言いつつも、みんな一度ぐらいは行くでしょ?」と思っていました。
ところが実際には「えっ本当に行くの!?」と驚かれることが多く、あれ想像と違うな……? と逆にびっくりしています。
今回つぶやきを担当するにあたってバックナンバーを読み返したのですが、少なくともここ数か月では万博の話題はちらりと触れられている程度。ちょっと温度差を感じています。

私自身、今回の万博に思うところがないわけではありません。
ですが、いろんな国や人が頑張って用意したものを見てみたい、単純に楽しそうだし、何か学びが得られればしめたもの、という気持ちの方が強いです。
そこに、生きている間にこんなに近くでやることはもうないかも、という予感を加えると、冒頭の「一度ぐらいは」という気持ちにつながっていきます。
もし実際に行ったとしたら、大屋根リングにはぜひ登ってみたいと思っています。上からの眺めが非常にいいという話ですが、逆に下から見上げるのも木組みを観察できたり大きさが際立ったりと、また別の迫力がありそうです。

あとはもちろん月の石も外せません。
55年前の大阪万博で熱狂的な話題を提供した月の石。
今回はアポロ計画の最後の有人月面着陸が行われたアポロ17号が持ち帰った月の石を開幕直前になって米国館で展示してくれることになりました。
これで私も「万博で月の石を見た人」になることができます。もう諸先輩がたに大きい顔はさせません。

……と、ここまで書いたあたりで、万博帰りの自分が「おれは月の石を見てきたんだぞ」と大きな顔をしている姿がありありと脳裏に浮かんできました。
人のふり見て我がふり直せとはよく言ったものです。
実際に行く前から学びを得られる万博、今のところ予定にはない方も「一度ぐらいは」いかがでしょうか。

システム開発部 浅井 康太