Q-info214【”一丁噛”が行く!】大阪・関西万博
第199回:大阪・関西万博
4月13日から10月13日までの日程で大阪・関西万博が大阪市此花区の夢洲で開催されています。
正式名称は「2025年日本国際博覧会」というのだそうですが、1970年に大阪千里で開催された大阪万博から55年の時を経て開催されました。四方を海に囲まれた人口島での開催は史上初めてだそうですが、大屋根リングやミャクミャクなどいろいろな話題を提供しています。
千里での大阪万博の時、私は大学生でした。
当時大阪で塾講師のアルバイトをしていたため、塾の生徒(小学校高学年生と中学生)数人を引き連れて見に行きましたが、引率という立場上、とにかく生徒たちに気を取られてパビリオンの見学どころではく、見たものは一つ二つしか記憶に残っていません(^^;
東京オリンピックを2回知っている者としては万博も2回行かなければ・・・・ということで、7月の初めに行ってきました。
事前にいくつかのパビリオンの予約申込をしましたがものの見事にみんな外れ、結局予約なしで入れるパビリオンしか見れませんでした。
9時開場に間に合うようにと8時頃に夢洲に着いたのですが既に長蛇の列で、入場に際して行われる手荷物検査も時間が掛かり、結局会場に入れたのは10時頃でした。
前述のように予約なしで入れるパビリオンを探したのですが、人気パビリオンは長蛇の列で、入るまで1~2時間というところも結構ありました。なので、とりあえずあまり並ばなくても入れるところばかりまわりました。それでもそれなりに万博の雰囲気を味わうことができました。
この万博もいよいよ閉幕までカウントダウンという状況となり連日超満員だそうで、私が行った時でも大変だったのにそれ以上に凄い人出で、まったくなにも見れずに帰ってきたという話も聞きました。
千里での大阪万博では「太陽の塔」がシンボルとして保存され、いまも万博記念公園にそびえ立っています。
今回の万博でのシンボルと言えばやはり大屋根リングかと思いますが、保存は全部ではなく北東部の200m程度だけだそうです。できることなら全体を保存して欲しいと思うのですが、北東部の保存だけでも改修・維持に要する費用が約55億円も掛かるそうです。
多額な費用がかかる物理的なシンボルだけではなく、自分の記憶に残るものもなにか残しておきたいと思いつつ、夜のドローンショーを見ながら帰路につきました。
(一丁噛)