Q-info223【IT雑情報】なぜスペースキーは一番大きいの?
なぜスペースキーは一番大きいの?
「見えない1文字」の秘密
パソコンのキーボードで、圧倒的な存在感を放つ「スペースキー」。
なぜ文字も書かれていない「空白」を入力するだけのキーが、一番大きくて長いのでしょうか?
その秘密は、パソコンの先祖である「タイプライター」の時代にあります。
当時、スペース(空白)は文章を読みやすくするために最も頻繁に叩かれるキーでした。
そのため、タイピストがホームポジションに手を置いたとき、左右どちらの親指からでも、
さらには小指からでも、手元を見ずに迷わず押せるようにと、横に長いレバーのような
形状に設計された名残なのです。
また、ITの世界において、スペースはただの「空っぽの空間」ではありません。
コンピュータの裏側では、空白も「32」という固有の数字(ASCIIコード)が割り当てられた、立派な「1文字」として処理されています。
一番の働き者なのに、画面上では決して姿が見えない健気なスペースキー。
次にキーボードを叩くときは、その歴史と健気さに少しだけ思いを馳せてみてください。
