実務に合った販売管理・生産管理のシステムで業務効率の改善をサポートします!

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Q-info 第74号 2014年02月発行 犬も歩けばサポート日記

コラム/Qinfo, サポート日記

犬も歩けばサポート日記シーズン2

シスポートのシステムはいろいろな業種・業態でお使いいただ
いております。こんな業種でこんな使い方をされているといっ
た事例をご紹介し、参考にしていただきたく思っております。

西松:猫山先パ~イ、部長を見かけませんでしたかあ?
猫山:部長は何かあって急に飛び出して行ったぞ。
西松:えっ? じゃあ今日の同行は…
猫山:心配するな。部長より頼りになる俺が指名されている!
   で、今日はどちらに訪問するんだ?
西松:今日は○○○センターさんに向かいます。
   でも何か不安だなあ…。

猫山:○○○センターさんか。聞いたことのある名前だが・・・・?!
   どういう会社さんなんだ?
西松:こちらは障害者の方が通う施設さんで作られた商品を販売し
   ているところなんです。ここに事業案内が…。
猫山:おお。NPO法人なんだ。本部とは別に駅ビルと嵯峨野にお
   店があるって書いてあるぞ。でも「はんばいQ」なんだろ?
西松:もちろん「はんばいQ」ですが、請求書は出されていません。
猫山:なんだと!
西松:急に怒り出さないで下さいよ。そもそもこちらの在庫はすべ
   て施設さんが手塩にかけて作られた委託品なのです。導入時
   の最大のご要望はまず何よりその在庫管理をきっちりやりた
   いということだったのです。だから“倉庫別在庫管理”
   ができる「はんばいQ」でしょ?

猫山:お前こそムキになるな。つまり本部とふたつの店は
   インターネットを介して繋がっていて、どの商品が
   どこにいくつあるかバッチリ分かる仕組みを提案し
   た訳だな?
西松:ええ。でも他に直営を含め5ヵ所喫茶店があって、
   そこでも商品を委託で展示・販売しているので、そ
   れらの場所も含め“倉庫”に設定することでそれぞ
   れの在庫管理ができるようになっています。
猫山:しかし店舗だろ? 店を閉めてから手入力されてい
   るのか?
西松:まさか。普通の安価なレジスターなんですが単品商
   品の当日売上実績がSDカードに出力されるという
   おもしろいものがありましてね。各店舗にはそれを
   導入してもらい、1日の業務終了後にSDカード経
   由で「はんばいQ」に取り込めるようにしています。
   ちなみに、以前はPOSシステムを使っておられた
   のですが、今回のシステムはそれに較べ全然安価で
   より便利に使えると喜んでいただいています。
猫山:お前にしてはなかなかいい仕事をしたようだな。
西松:(ムッ!)さらに言わせていただければ、そこまで
   出来るのならということで、本部では3ヵ月に一度
   店舗ごと、および全体の売上実績を集計、そこから
   手数料を差し引いた金額を施設さんに支払っておら
   れるのですが、その集計と支払明細書発行も出来る
   ようにしました。今までならEXCELのシートをメール
   でやり取りしたり手入力したりと結構面倒だったの
   が本部の自分の席にいながら処理できるのでこれま
   た大いに喜んでいただいております。
   行き着くところ売上も在庫も実績がものを言うわけ
   です!

猫山:あっ! 今思い出したぞ… 今日そのお客さん、急に忙しくなって
   来ないで下さいってことにならないかな…?
西松:はあ? 何ですか急に?
猫山:なんか、こー、オレに急な呼び出しがきそうな気もするし…。
西松:え~~っ?! あっ! そういえばセンターの人が“以前お宅の社員の
   人が大失敗をやらかして…”という話をされていたことがあります
   よ。それって先輩のこと?
猫山:えっ? いや、そのぅ、そんなこと・・・ ないよ。
西松:やれやれ。やっぱり何事も実績がものを言うということですかねぇ。

Q-info 第74号 2014年02月発行 読者訪問

コラム/Qinfo, 読者訪問

読者訪問 第49回

お伺いした会社  株式会社 河合鍍金工業所
お話を伺った方  代表取締役 河合 博 様
会社の所在地   〒579-8024 大阪府東大阪市南荘町12-13
連絡先など    TEL:072-981-4769   FAX:072-981-3199
e-mail      kawaimekki@kvd.biglobe.ne.jp

河合社長

 近鉄奈良線、石切の次の駅(大阪寄り)[額田]から歩いて10分足らずのところにある河合鍍金さんに
お邪魔しました。社名の通り、メッキ業を営んでおられます。現社長は3代目ということで、昭和25
年に創業以来、現在地で線材加工品のメッキをしてこられています。
当地は昭和40年代終わり頃まで“鉄線の街”といわれて線材屋さんがひ
しめき合っていたそうで、それに伴って鍍金業も500数十社あったそう
ですが、現在は230社程度まで半減してしまったそうです。
 線材といってもボルトやナットのようなものから建築資材として丸太
を縛るのに使われる番線のようなものまでありますが、現在は長尺ボルトのような比較的細長い
もののメッキに特化して少量多品種に対応されているとか。『ボルトのメッキをやるところは多
いし、番線なんかは韓国製がハバをきかしている。細長いもののメッキをするには特殊なバレル
(メッキ容器)が必要だが自社独自のものを持っており、それが差別化につながっている。大量生
産を追いかけず少量多品種で付加価値を付けている』とおっしゃい

メッキ商品の一例

ます。その結果、同業者からの仕事の依頼も増えているそうで、10
年ほど前から長尺ものの線材加工に特化されてきた効果が現れているようです。
 1996年にMS-DOS版の『はんばいQ』を導入していただいて以来、今日まで何度かのレベルアッ
プをしながら『はんばいQ』を使い続けてきていただいております。昨年にはパソコンの入れ替
えに伴い、得意先から電子データで発注されてくるEDI対応機能を付加させていただきました。

工場風景

 線材業が半減したとはいえ、自社の強みをしっかりと認識して付加価値を付けて頑張っておら
れます。こんな企業が日本のものづくりの根底を支えておられるのだと心の中でエールを送りな
がら帰路につきました。

Q-info 第74号 2014年02月発行 一丁噛

“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo

いっちょかみ“一丁噛”が行く! 第71回:冬季五輪

 冬期ソチオリンピックの開催が間近となってきました。昨年の東京オリンピックの開催決定から
オリンピックムードが高まりつつあり、今までの冬季オリンピックにも増して盛り上がってきているようです。
東京開催決定のみならず、ジャンプやスケートでのメダルへの期待も、ムード盛り上げに拍車を
掛けているようです。
ちなみに、メダル数は1998年長野五輪の金5、銀1、銅4の計10個が冬季五輪最多で、
2006年トリノ五輪は金1個、前回バンクーバー五輪では銀3、銅2の計5個でした。橋本聖子団長は
「金メダル5個を含んで長野を上回るメダル数」を目標に掲げています。スポーツ評論家の中には
金7、計17個という予想をぶちあげる人もいて、ますます加熱してきています。
 ところで、日本での冬季五輪の開催は札幌と長野でありましたが、私が強く印象に残っているのは
札幌五輪ですね。札幌オリンピックは1972年2月3日から2月13日まで行われました。今から42年前になります。
読者の中にはまだ生まれてないという方や小さくて記憶がないという方も大勢いらっしゃるかと思いますが、
スキージャンプ70m級(現在のノーマルヒル)では、笠谷幸生が1位の金メダル、金野昭次が2位の銀メダル、
青地清二が3位の銅メダルを獲得し、日本人が冬季オリンピックでは初めて表彰台を独占して日本中を
沸かせました。『日の丸飛行隊』と呼ばれジャンプが日本のお家芸になったきっかけにもなりました。
ジャンプ以外では、尻もちをつきながらもフィギュアスケートで銅メダルをとったジャネット・リン(アメリカ)が、
「銀盤の妖精」と呼ばれて人気者になり、滑降と大回転の2冠に輝いたアルペンスキー女子のほとんど無名だった
スイスのテレース・ナディヒの活躍など、今振り返ってみると少し思い出されてきます。
 開催地の札幌では、真駒内球技場、大倉山ジャンプ場などが整備されるかたわら、地下鉄の開通や札幌地下街の
建設など、インフラの整備も進みました。
余談ですが、札幌の地下鉄はコンクリートの上をゴムタイヤで走る大阪のニュートラムと同じようなもの
(車両サイズは普通の地下鉄とほぼ同じです)なので、地下鉄ではなく地下ゴムではないかと
訳のわからないことを私は言っていますが、更に余談をいうならば札幌地下鉄の自動改札機は切符を裏向けに入れると
エラーになるという構造になっていて不思議に思っています(昨年、札幌に行ったときも試しましたがやはりダメでした)。
ちなみに、関西の自動改札機はすべて裏表関係なく認識してくれます。
 ま、そんなことはどうでもいいですが、もう一つ、札幌五輪で思い出しました。
トワ・エ・モワが歌った『虹と雪のバラード』という大会のテーマ曲。大ヒットしてその
年のNHK紅白歌合戦でも歌われました。なんかここまで書いていると大変懐かしく、
大学生だった当時の思い出がよみがえってきました。
 今年のソチ五輪、どんな思い出をみんなの心に刻むのでしょうか。そして、20年先、
30年先、皆さんの心の中に楽しくエキサイトした感動的な思い出としてよみがえることを
期待したいと思います。
 テロへの不安も消えないソチ五輪ですが、無事に終わることを心から祈っています。

虹と雪のバラード♪ 
作詞:河邨文一郎 作曲:村井邦彦
 歌:トワ・エ・モワ

虹の地平をあゆみ出て
  影たちが近づく 手をとりあって
町ができる 美しい町が
  あふれる旗、叫び、そして唄
ぼくらは呼ぶ あふれる夢に
  あの星たちのあいだに
眠っている北の空に
  きみの名を呼ぶ オリンピックと

Q-info 第73号 2014年01月発行 PDF

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Q-info 第73号 2014年01月発行 PDF

PCA給与じまんX

 

Q-info 第73号 2014年01月発行 読者訪問

コラム/Qinfo, 読者訪問

読者訪問 第48回

お伺いした会社  西宗株式会社
お話を伺った方  代表取締役社長 清水 英人 様
会社の所在地   〒542-0081 大阪市中央区南船場1-8-9
連絡先など    TEL 06-6271-8431   FAX:06-6271-8437
URL         http://www.nishimune.com

清水社長

 今回は包装資材総合卸業の西宗さんをお訪ねしました。数ある包装資材の中でも特に食品用のパッケージ
を中心に取り扱っておられます。現在の社長は4代目ですが、もともとは日用雑貨のポリバケツなどを取り
扱う商社だったそうで、先代社長(現会長)の時に和歌山方面から梅干しの流通に必要な高級感が演出できる
容器の提供を要請されてその容器を自社開発したのがきっかけで、食品関係の容器の製造卸にシフトしてこ
られたそうです。現在では北海道でのいくら、塩辛の容器から九州・沖縄などの明太子や海鮮珍味の容器な
ど、広く全国的に容器の提供をされています。特に“改ざん防止付き容器”という特殊容器が自社の強みの
商品で、そのバリエーションは業界一だとか。“改ざん防止付き容器”とは、食品封入時に特別な装置を使

取扱商品の一例

わずに手で密閉加工することでき、顧客が手で簡単に開封できるというもので、
食品業界では広く採用されています。また、最近では医療用のパックなど付加
価値の高い商品も開発するなど商品の幅を広げておられます。そのような自社開発商品の他にも、
梅干しやキムチの容器などはメーカーから仕入れて販売するなど、食品容器全般にわたり総合的
に卸販売されています。

『はんばいQ』をお使いいただいている事務所風景

 当社とのお付き合いはMS-DOS版の時代から始まりました。近くのIT機器商社「関西システム販
売㈱」様からの紹介で同社を介して納入させていただいております。
 販売管理ソフト『はんばいQ』をベースに、仕入先とのオンラインでの発注・仕入処理、総原価計算
処理、予算管理年間統計処理などのカスタマイズを施して納入させていただいております。
 昨年のシステム更新時に、当社の設定ミスにより顧客(販売店)に送るべき伝票が誤って納品先に送ら
れてしまうというトラブルがあり多大なご迷惑をお掛けしましたが、そのお客様とも“雨降って地固ま
る”のごとく最近では親密なお取引が続いているというお話をお聞きしてひと安心しました。
寛大なご配慮に感謝すると共にシステムを提供する我々にとって、常に細心の注意を払うべく気を引き
締めなければならない教訓となりました。
 これからもシステムを有効活用いただき更に業容が発展されることを祈念いたしております。

Q-info 第73号 2014年01月発行 謹賀新年

“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo

謹賀新年 2014年(平成26年)正月

謹賀新年

 新年おめでとうございます。旧年中は大変お世話になり有り難うございました。
どうか本年も倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 さて、昨年来アベノミクスで景気が良くなってきたと言われますが、皆様にとりましては如何でしょうか?
京都中小企業家同友会が昨年9月に実施した景況調査では、アベノミクスにより何らかの「好影響」が
あったと回答した企業は全体の21.2%で、何らかの「悪影響」があったと回答した企業(12.4%)を大きく
上回ったものの、回答企業の66.4%が「影響なし」と回答し、アベノミクスの影響が多くの中小企業に
波及したわけではないことが示されました。
 また、年末の忘年会シーズンの祇園等の歓楽街の人出を見ていると、例年より多くの人が出ており、じ
わじわと良くなりつつあるのかなとの予感もするものの、4月からの消費税増税を前に腰砕けになる懸念を
感じざるを得ません。
 そのような状況ではありますが、どうか皆様方にとりましても今年がいい年でありますように、お祈りいた
しております。

干支-午

シスポート株式会社 代表取締役 米田 明

Q-info 第73号 2014年01月発行 犬も歩けばサポート日記

コラム/Qinfo, サポート日記

犬も歩けばサポート日記シーズン2

シスポートのシステムはいろいろな業種・業態でお使いいただ
いております。こんな業種でこんな使い方をされているといっ
た事例をご紹介し、参考にしていただきたく思っております。

猫山:部長~、ぼちぼち出掛けますよ~。
部長:なんだ、その軽いノリは。だいたい君がそんな調子の時は危険なんだよなー。
猫山:何をおっしゃいますやら。早く出発しないと○○フットさんに怒られますよ。

部長:ところで“フット”というからには足に関係があるのかね?
猫山:へっへっへ。部長もなかなかお茶目ですねー。今日お伺いする○○フットさん
   は足は足でも足場を組むサービスをされている会社なのです。
部長:そ、そうか。そりゃ新機軸だな。しかしだよ、仕事が終わったら請求という分
   かりやすい仕事じゃないのかね?
猫山:その程度では天才SE・猫山の出る幕はございません。足場を組む以上、終わ
   ったら解体しなければなりません。この業界では契約金額を工期の最初と最後
   に請求するというスタイルがあり、それを「架け払し」(かけばらし)と呼ん
   でいます。
部長:うむ読めたぞ。最初、つまり架けた時に60%、最後、つまり払した時に40
   %とか請求するんだな?
猫山:へっへっへ。まだまだですねー。確かに請求はそうなんですが、支払にも比率
   が関係してくるんですよ。
部長:なんだ、○○フットさんに施工部隊がいるんじゃないのか?
猫山:もちろんおられます。しかし繁忙期や大きな工事になると手が回らなくなるの
   で、手伝ってくれる職人集団が何組かありましてこの人たちとも比率を取り決
   めています。よって請求は50:50だが、支払は100:0なんてこともあ
   る訳です。
部長:しっかり管理しておかないとゴチャゴチャになりそうだな。

猫山:という訳でして私の頭脳の出番とな
   るのです。まず物件台帳と呼ばれる
   マスタがあり、見積書データから引
   用できるようになっています。その
   内訳として契約内容を明細として入
   力しておきます。売上と仕入はその
   明細を呼び出して計上するので、お
   のずから物件台帳を見れば収支もわ
   かるし、請求と支払の状況もわかる
   ようになっています。
部長:なるほど! 原価管理もできるシス
   テムにしてあるんだ!
猫山:素晴らしいでしょ。他に事務処理の
   苦手な職人さん向けに今月はこうい
   う内容で請求してね、という請求依
   頼書が発行できたり、自社も含めた
   施工部隊別の金額や棟数、平米数の
   集計資料も用意して統計データも見
   えるようになっています。
   また過去の物件の検索や、シートな
   どを販売したり1日いくらでレンタ
   ルする場合にも対応できるようにし
   てあって大変便利にお使いいただい
   ていると思います。
部長:ほほー、少し見直したぞ。猫山君!
猫山:○○フット様では 1.安全性 
   2.効率性 3.専門性 に重点を
   置いて業務を進めておられます。
   そのお手伝いができて私も大変嬉し
   いです。

部長:ん、待てよ。毎日君が帰った後、西松が遅くまで残って動作確認していたの
   はこちらのシステムじゃなかったのか?
猫山:やば…。
部長:そうだ、名案が浮かんだぞ! 君の給料も架け払しでいこう。納品で50、
   完了で50だ。だいたい君の場合はいつも人任せだから納品してからやたら
   とミスが発覚するんだ!
猫山:おお… ま、せいぜい“足”がつかないようにやるとしましょう…。

Q-info 第72号 2013年12月発行 一丁噛

“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo

いっちょかみ“一丁噛”が行く! 第70回:食材偽装

 全国のホテルや百貨店で次々と食材の“誤表示”が相次いでいます。まぁ、出るわ出るわ・・・。
驚くというかあきれるばかりです。
あまりのアホらしさに腹も立たないといったところではないでしょうか。
「担当者の知識不足や理解不足]などという言い訳を聞くに及んでは、『あんたらプロやろ!』と
突っ込まざるを得なくなります。
そもそも、これらの食材偽装はどうやら業界ではだいぶ以前から行われてきており常態化していたそうです。
いろいろな要因はあるようですが、コストを切り詰めるあまりに納入業者に過酷な値下げ要求をしたことも
常態化を招いた一因のようです。
 「大正エビ」や「芝エビ」と表示されていたのが実は安価なバナメイエビだったり、「車海老のテリーヌ」と
表示されていたものがブラックタイガーであったり、「和牛ステーキ」が牛脂注入肉であったりしたわけですが、
そもそもそれらの違い、食べて気付いた消費者はどれだけいたのでしょうか。
私はあまり味覚に自信がないので絶対に気付かなかったと断言できますが、食通の人たちはどうだったのか
気になります。
 お正月にテレビでやっている「芸能人格付けチェック」という番組、ご覧になったことありますか?
一流の食材を使った料理と、三流のものや偽物で作った料理を目隠しして食べて、どちらが本物であったかを
当てる趣向です。案外当たらないんですね。当たらないのを見て、私はいつも喜んでいるんです。
 そもそも味覚というのはそんなに正確なものじゃないと思っています。
だいぶ以前ですが、あるバーで5~6人で飲んでいた時、私が「ウイスキーとブランデーが判らない」と
言ったら「銘柄まではともかくとして、ウイスキーとブランデーの違いくらい判らないはずがない。
おまえはよっぽどの味覚音痴だ」と一斉に口撃されました。そばで聞いていたママが「それなら飲み比べを
やりましょう」と乗ってきて、小さな1オンスグラスにウイスキー3種類とブランデー3種類を入れて、
それぞれ一口飲んでウイスキーとブランデーを分ける飲み比べをやりました。
結果は全問正解者なしでした。高級ウイスキーをブランデーと間違った人が多かったですね。そしてその時、
「見てみぃ、判らへんやろ? 人のこと、味覚音痴とかいうてるけど、あんたらも一緒や!」と言って溜飲を
下げた覚えがあります。
 今回の食材偽装、本当の味も判らないのに、「芝エビ」と書いてあればおいしいと思い、「和牛」と
書いてあれば「やっぱり和牛はうまいなぁ」なんて舌鼓を打つ。そんな消費者がこのような偽装を招く
遠因だったのではないでしょうか。
たとえそれがなんであっても、食べてみておいしいモンはおいしい、まずいモンはまずいと、
自分の舌で判断することが大切なのではないでしょうか。今回の事件は、ブランドに弱い日本人の一面を
見たような気がしますが、皆様はいかがお思いでしょうか。

Q-info 第72号 2013年12月発行 はんばいQ消費税対応

ITよもやま話, コラム/Qinfo

『はんばいQ』シリーズ消費税対応のお知らせ

来年4月から増税されている消費税への対応について以下の通りご案内いたします。
シスポートがご提供している販売管理システム『はんばいQ』シリーズの消費税対応は
次の通りです。

対象ソフト

汎用販売管理ソフト        はんばいQwin
はんばいQwin for ORACLE
はんばいQsp
はんばいQsp MSG

アパレル業向け販売管理ソフト あぱれるQwin
                あぱれるQwin for ORACLE
あぱれるQsp

呉服業向け販売管理ソフト ごふくQwin for ORACLE

対応

 全ユーザーの90%超を占める保守契約ユーザー様
 2月中旬頃、運用マニュアルを無償で配布しますので、それに従って税率変
 更作業を実施していただきます。
 不明な点は無償で電話対応します。出張作業は別途有償となります。 

  保守契約を締結していただいていないスポット対応ユーザー様
 有償にて運用マニュアルの送付と電話対応サポートを提供します。

※消費税に関わるカスタマイズをしている場合、有償にて修正する必要が生じる場合がございます。個別にご相談下さい。

Q-info 第72号 2013年12月発行 読者訪問

コラム/Qinfo, 読者訪問

読者訪問 第47回

お伺いした会社  有限会社 I・T・S
お話を伺った方  代表取締役 伊勢 恵治 様
会社の所在地   〒537-0003 大阪市東成区神路1-6-25
連絡先など    TEL 06-6971-0491   FAX:06-6978-2891
URL         http://www.its-works.co.jp/

伊勢社長

 今回はユニホームの販売会社、アイ・ティー・エスさんをお訪ねしました。同社は作業服などの制服を
販売されておられる会社で、卸と小売りが半々程度だそうです。主に男性用のユニホームを扱っておられ、
近隣の金属加工などの町工場の作業服をはじめ建設業や運送業など、現場で汚れるユニホームを主に扱っ
ておられます。少し変わったところでは病院や警察などに納めることもあるとか。
本社の1階が小売店舗となっており、そこではユニホームの他にも手袋や靴などの作業用小物も取り扱っ
ておられます。もともとあまり景気には左右されないそうですが、近年は経費
削減からか今まで2着支給していた制服を1着にするなど支給品の数を減らす
企業も増え、売上が減少してきているそうです。
一方で、大型ホームセンターなどの進出で市場が侵食されつつあり、生き残り
をどうするかが大きな課題だとおっしゃいます。

1Fの店舗風景

 そんな中、昨年からインターネットでのネット通販をはじめられました。楽天などのECサイトに
登録するのではなく、自営のサイトで運営されています。当初はひと月数万円の売上だったのもの
が今では年間1千万円を越えるまでになったそうで、これからもネット
通販に力を入れていきたいとおっしゃっておられました。
特に日本製の素材を使っていることを強調し、作業服に特化して展開を
進めていこうとされています。
 同社は平成3年に創業されたのですが、その1年後の平成4年に当社の販売管理ソフト『はんば
いQ』をご導入いただきました。最初は市販のソフトも検討されたそうですが、リピート注文いた
だく際に◯◯さんのユニホームは、どのメーカーの何色でサイズはいくらだったかという履歴管理
をしたいということで、カスタマイズ対応ができる『はんばいQ』の商品コード体系を改変して、
色・サイズ別の管理ができるようにしてご導入いただきました。

『はんばいQ』に入力中の伊勢社長

“お客様のデータの蓄積が財産”とおっしゃっておられ、『はんばいQ』がお役に立っていること
を嬉しく思いながら同社をあとにいたしました。

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