Q-info200【Information Corner】美食を味わう忘新年会Set Plan(長楽館 様)

Q-info 第200号 2024年8月発行 【ご挨拶】
このたび、本誌は【第200号】の発行を迎えることとなりました。
2008年1月に第1号を発行して以来、ひと月も休むことなく16年と7ヶ月、続けて来れましたのもお読みいただいている皆様に支えていただいたからこそだと思っております。
会ってお話しをしている時に『それ、この間、記事に書いてありましたね』などとおっしゃっていただいたり、すれ違いざまに『いつも送ってもらって有難う』とお声掛けいただくこともしばしばあり、お読みいただいていることのうれしさを感じることが多々あります。
これからも頑張って継続発行してまいりたいと思いますので、どうか引き続きご愛読下さいますようお願いいたします。
Q-info 第200号 2024年8月発行 【スタッフのつぶやき】
毎日のように熱中症警戒アラートが出ていますが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。熱中症対策にはこまめな水分補給と適切な塩分補給を!と言われており、今回は「塩」についてのお話です。
普段からなじみ深い調味料の塩ですが一概に塩と言っても様々な種類があるのはご存知でしょうか。
非加熱の海塩が特に体に良いとのことで、最近自宅の塩を「食塩」から、「塩」に入れ替えました。ナトリウムの割合と、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどミネラルの含有量多いことも大変魅力で、私はなんとなく安心を買っている気がして使っています。
毎日の食について日々多かれ少なかれ気にされているかと思います。身近で人間の体に必要不可欠な塩について、ぜひ一度調べてみていただけたら幸いです。
毎年暑さに負けて軽い熱中症になってしまうので、今年こそはこの酷暑に勝てるよう頑張ります。
皆様もご自愛くださいませ。
システム開発部 小野 かなえ
Q-info 第200号 2024年8月発行 【”一丁噛”が行く!】
第185回:QRコード
パリ・オリンピックが開幕し、毎日寝不足になっておられる方も少なくないのではないでしょうか。
セーヌ川での入場行進など、今までのオリンピックとはひと味違った演出も話題になっていますが、今回のオリンピックではいろいろなエリアへの入場許可証や観戦チケットなどにQRコードが多く使われています。
先月号で“QRコード乗車券”のことを書きましたが、今やQRコードはあらゆるシーンで使われています。
このQRコード、日本の発明だとご存じでしたか?
開発当初は日本国内だけで使われていたようですが、今や世界中で見かけるようになりました。
QRコードは1994年、(株)デンソーウェーブ(当時は(株)デンソーの一事業部)が開発し発表しました。
QRコードという名前は“Quick Response”から名付けられたそうですが、それまで広く使われていたバーコードでは英文字20文字程度の容量しかなかったので、もっと多くの情報を持たせたい、漢字やカナにも対応したいということで開発されました。特にバーコードは一定の方向からしか読み取ることができなかったのですが、縦と横の2次元に情報を持たせどの角度からでも読み取ることができる、しかも高速で読みとれるということをテーマに開発されました。
開発プロジェクトがスタートして1年半、試行錯誤の末ついに数字で約7,000文字、漢字・カナで約1,800文字の容量を持ち、しかも瞬時に読み取れるQRコードが誕生したのです。
デンソーはもともと日本電装という自動車部品の製造会社でしたので、トヨタのカンバン方式の電子かんばんに使われたのが最初で、そのうち食品業界、薬品業界など、特にトレーサビリティで製造過程を明らかにしていく社会の動きにも押され広く使われ出しました。
またデンソーウェーブは特許を取ったものの「特許権は行使はしない」と明言し、世界中で使われるようになりました。いまやスマホで簡単に瞬時に読み取れ、クーポンの取得や電子チケットなど、至る所で使用され、ビジネスと人々の生活に欠かせないものとなっています。
(一丁噛)
Q-info 第200号 2024年8月発行 【読者訪問】
第175回
株式会社KTN
お話を伺った方 専務取締役 松本 正仁 様
会社の所在地 〒604-8331 京都市中京区御供町283 KNGCビル2F
電話番号 TEL 075-811-1200 FAX 075-811-1110
事業内容 印刷出版業 工事資機材レンタル業
Home Page http://kyotei-n.co.jp/
専門紙ならではの強みを活かして
~依頼があれば全国どこの競艇場のでも作れます~

請求業務の効率化を図るため、一昨年、IT導入補助金を活用して『はんばいQ30』を導入してくださいました(株)KTN様をお訪ねしました。
同社はボートレース(競艇)の専門紙を発行なさっているおられるのですが、競馬はもとより競輪、競艇など縁がない私にとって、何をお聞きしたらいいのかと少し戸惑いながら、松本専務様にいろいろとお話を伺いました。
先代社長の創業期には競輪新聞を作っておられたそうですが、売上がイマイチ伸びなかったので、競艇新聞を作ったところそれが当たり、現在に至っておられるとのことでした。
まずは業界のお話から

競艇場は全国で24ヵ所あり、競艇場外発売場(場外舟券売場)、いわゆるボートピア(ボートレースチケットショップ)は全国で82ヵ所あるのだそうです。
そしてそれぞれの競艇場向けの新聞が発行されています。
同社では全国すべての競艇場向けの新聞を発行しているわけではないのですが、ボートピアから依頼されればどこのでも作ることができるのだそうで、それも同社の大きな強みだそうです。
競艇と言えば昔はガラが悪い、暗いというイメージがありましたが、近年はコマーシャルに有名芸能人を使い、「競艇」を「ボートレース」という名称に変えてイメージアップを図った結果、地方競馬や競輪を抜いて競艇人口は増えているとのこと。千鳥の大悟さんが言った『4カドの峰は峰なんよ!』というセリフは名言となっているそうです。
どれだけ伸ばせるかが今後の課題
競艇の人気が上がってきているとは言えファンにはまだまだ年配の人が多く、新聞の需要が減っていることも踏まえ将来的なことを考えて新たな事業にも進出されました。
道路工事現場の矢印掲示板やカラーコーンなどの工事用資機材のレンタル事業を始められました。
工事業の関連企業があることや、オンデマンド印刷機の導入で現場人員の手が空いてきたので増員することなく新事業に取りかかれる、ということで今後更にその事業を伸ばしていきたいとおっしゃっています。
業界の行く末を見据えて果敢に新事業に挑戦なさっている同社の発展を期待しております。
(米田)
Q-info200【IT雑情報】Excelに画像をマウス操作で簡単に貼り付ける方法
Excelに画像を貼り付ける
皆さんはExcelに画像を貼り付けたいとき、どうなさっていますか?
一般的には、「挿入」→「画像」を開いて、どこかのフォルダーに入っている画像をクリックする、ということをやっておられるのではないかと思います。
でも、今見ている画像をすぐにExcelに貼り付けたいとき、その画像をマウスでつまんでExcelに持っていっても貼り付けられませんよね。
そこで今回は、マウス操作(ドラッグ・アンド・ドロップ)でExcelに画像を貼り付ける方法をご紹介します。
① Excelに貼り付けたい画像を準備します。
② EdgeやChromeなどのインターネットブラウザを開き、
画像をドラッグ・アンド・ドロップします。

③ そして、インターネットブラウザからExcel
にドラッグ・アンド・ドロップします。

※ インターネット上の画像は、そのまま摘まんで
Excelに貼り付け出来ます。
但し、インターネット上の画像の取扱いには、
著作権上の配慮をして下さい。
但し、ファイル名やフォルダー名が日本語の場合はこの方法でドラッグ・アンド・ドロップができません。
移したい画像のファイル名が日本語(漢字、カナなど)の場合には、ファイル名をアルファベットに変更し、アルファベット名のフォルダー、あるいは、Windowsがデフォルトで持っているフォルダー(デスクトップやピクチャなど)に移してからドラッグ・アンド・ドロップして下さい。
Q-info 第200号 2024年8月発行 【TOPICS】
参加費無料!IT導入補助金2024説明会
8月6日(火)京都経済センターで開催します。
Q-info 第199号 2024年7月発行 【PDF】
Q-info199【Information Corner】総合不動産コンシェルジュ(Managing Space株式会社 様)

Q-info 第199号 2024年7月発行 【スタッフのつぶやき】
コンピューターシステムの世界では「こんなに長く使われるとは思わなかった」という事態が時おり発生します。
有名な例として「2000年問題」があります。
多くのシステムで西暦を下2桁だけで記録していたため、2000年になると1900年と区別がつかなくなり、不具合が起こるのではと懸念されました。実際そのままでは不具合が発生したでしょう。
しかし、当時の皆さんの頑張りにより大きな問題にはなりませんでした。
もう少し専門的な例としては「IPv4」が挙げられます。
インターネットに接続する機器にはIPアドレスという番号が必要ですが、IPv4という仕組みではその番号が約43億個用意されていました。これが途方もない数に思えたのは、パソコンやスマホが普及する前のことです。
現在では43億のIPアドレスはほとんど使い果たされてしまいました。今はIPv6という新しい仕組みへの移行が進められており、こちらでは340澗(かん:1澗=1兆の1兆の1兆倍)という、多すぎてなんだかよく分からない数のIPアドレスを利用できます。
これらの事例は、将来のことを考えていなかったわけではありません。
西暦の下2桁で管理しようと決めた当時の人々は、そのシステムが2000年まで使われるとは思っていませんでした。
43億個のIPアドレスも充分すぎる数に思えたはずです。
なにしろ43億です。直感的に考えれば使い切るとは思えなかったでしょう。当時のシステムの負荷を考えれば、西暦下2桁と43億という数字は「その時の正解」だったのです。
しかし、同じシステムを長期間使い続けると「その時の正解」が「今の正解」とズレてきます。この現象が冒頭の「こんなに長く使われるとは思わなかった」につながります。
これはある種の宿命であり、特効薬のような解決策は見つかりにくいのが現実です。
使っているシステムが現在の業務の正解と一致しているか、定期的な見直しをおすすめします。
システム開発部 浅井 康太
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