Q-info 第205号 2025年1月発行 【”一丁噛”が行く!】
第190回:タッチ決済
最近テレビで「VISAでタッチ!」というCMをよく見るようになりました。
クレジットカードのタッチ決済のコマーシャルですね。
今までクレジットカードを使う場合は暗証番号の入力を求められたり、古くはサインをしなければならなかったりしたのですが、今やクレジットカードを専用リーダーにかざすだけで決済が出来てしまうようになりました。
タッチ決済が出来るクレジットカードにはこんなマークが付いてます。
そして、そのタッチ決済は鉄道にも使えるようになってきました。いち早く導入していた南海、大阪モノレール、神戸市営地下鉄に加えて、近鉄、阪急、阪神、大阪メトロの4社が加わりました。 (何故か京阪はまだ使えません)
来年の大阪・関西万博を控え、外国人旅行客などの利便性を向上させることが狙いだそうですが、今まで使ってきたICOCAやPiTaPaとどう使い分けたら良いのでしょうか。
特にチャージの必要がないPiTaPaはもともとクレジットカードと紐付いており、このクレジットカードでのタッチ決済と変わらないと思うのですが・・・・。
いずれにしても便利になるのは間違いないと思うのですが、いろいろなものをどう使い分けていくのがいいのか、難しくなってきましたね。
(一丁噛)
Q-info 第205号 2025年1月発行 【読者訪問】
読者訪問 第180回
株式会社 都
お話を伺った方 代表取締役社長 倉田 昌明 様
会社の所在地 〒602-8407 京都市上京区大宮通立売上ル西入ル伊佐町233
電話番号 TEL 075-415-1111 FAX 075-415-0385
事業内容 工芸帯(西陣織)製造・販売
HP https://obi-385.co.jp
西陣織の伝統をいつまでも
~作り手不足が最大の問題点~

2018年度のIT導入補助金を活用して呉服業向け販売管理システム『ごふくQwin』を導入していただいた株式会社都さんにお邪魔して倉田社長様にお話を伺いました。
現在の状況はどうですかとお聞きしたら開口一番『職人不足が深刻ですわ』とおっしゃいました。昔に比べて需要は減ってきているが、それ以上に作り手が不足していて高齢化も進んでいる。本当に厳しくなってきていると危機感を持っておられました。
そんな中で伝統産業を守り継承していく覚悟のほどをお聞きしました。
次世代に繋ぐために~

同社は1939年(昭和14年)に西陣にて帯地製造業として創業され、現社長は4代目になられます。
創業以来、帯の製造卸として現在に至っておられるのですが、呉服業界を取りまく環境は需要の減少で厳しいものがあります。しかし着物自体の需要は決してなくならないので、如何に生き残っていくかを考えながら将来に向けて頑張っていきたいとおっしゃっていました。
高齢化に伴って職人も少なくなり、織機の部品も入手困難になるなかで、昨年、奈良の大原和服専門学校を卒業した21歳の女性が織り手として入社されました。次世代に繋いでいくための大変貴重な戦力として育てていきたいと期待されていました。
社内環境整備

2ヶ月ほど前、社内のLANケーブルの敷設工事をさせていただきました。以前からネットワークが遅いとか、時々切れるとかという障害があり、調べた結果、3フロアある社内のネットワークを古いケーブルで繋いでおり、通信状態が良くないことがあることから、最新のケーブルでしっかりと敷設工事をすることになり弊社にご用命いただきました。その結果、配線もスッキリし、使い勝手が良いとお褒めいただいている『ごふくQwin』を更に快適に使っていただけるようになり私たちも喜んでおります。
近年、帯地は着物の帯だけではなく壁紙やバッグなどにも使われ始めており、新しいジャンルへの挑戦を同業者で力を合わせてやろうという試みも始められたとか。いろいろな環境を変えてみることによってまた新たな視野が広がり、斬新なアイデアが出てくるかも知れません。京都の伝統産業を守りながらこれからもますます元気に活躍されていくことを願いながら同社をあとにしました。
(米田)
Q-info205【IT雑情報】請求書メール一括送信機能のご紹介
最近、TVコマーシャルでよく見る、電子請求書発行システム。
請求書などを紙で発行するのではなく、PDFデータにしてメールで自動的に送ってくれるというもの。


「メールオクルン説明会」を開催します。 お知らせをご覧下さい。
Q-info 第204号 2024年12月発行 【PDF】
Q-info204【Information Corner】デバイス監視ツール『MiTRA LiNK』(株式会社たけびし 様)

Q-info 第204号 2024年12月発行 【スタッフのつぶやき】
こんにちは。管理部の眞田です。
最近、思うことがあります。
『なぜ電化製品は故障の連鎖が発生するのか』ということです。
先月、自宅で使用している除湿器が故障したので近所の電気屋さんで修理手続きをしに行こうとした矢先、次はリビングのエアコンが故障しているようで、10分程度動かしたら送風しかしなくなり…
その数日後、IHクッキングヒーターから異音が出だして…
幸い除湿器については購入時に長期保証に加入していたので、先日追加料金なしに修理完了してきました。
ほんとに長期保証がある物は有りがたいです。
しかし残りは家を建てた時に購入したもので、お値段的にも一気に入れ替える事は難しく、完全に壊れる前にどれを修理するか、もしくはどれを優先的に入替るのかを検討しないといけません。
エアコンもIHクッキングヒーターも10年以上働いてくれているので故障するのも仕方ないとは思うのですが同じタイミングは勘弁してほしかった…( ;∀;)
今月は各電気屋さんも年末に向けてセールをやってくれるでしょうからそれを期待して今月を過ごしたいと思います。
(管理部係長 眞田 恭平)
Q-info 第204号 2024年12月発行 【”一丁噛”が行く!】
第189回:年賀状廃止
年賀状を取りやめるとの案内が多く寄せられてきています。地球環境への配慮か、郵便代金値上げによる経費削減なのか、理由はいろいろかと思いますが、廃止傾向は高まってきています。
皆様のところでは如何なさいますか?
弊社は毎年、数百通の年賀状をお送りしておりますが、それら廃止の案内を見るたびにどうしようかなと思うところです。ただわたし個人的には、毎年皆様からいただく年賀状を見るのが楽しみなところもあり、すぐに廃止というわけには行かないなとも思っております。特に個人の年賀状は、生存確認の意味もあり、あともう少しだからと続けていこうと思っています。
ま、しかし、来年、会社宛にいただく年賀状はかなり減るのではないかと思っています。
年賀状はどちらでも良いですが、請求書は出さないわけにはいきません。そこで、これも経費や手間の削減からか、電子データで送るところが増えて来ました。お客様からもPDFで送ってとの依頼も増えてきています。
昨今は郵便配達の環境が変わったのか、配達日数がかかる
ようになりました。早く欲しいのでとりあえずPDFで送ってといわれるところも少なくありません。
請求書を電子化して送れるソフトのコマーシャルが頻繁に流れていますが、当社では販売管理ソフト『はんばいQ』のオプションとして請求書等をPDF化して予め登録したアドレスに自動で送ることができる『メールオクルン』というのをリリースしております。
お陰様で多くのお問い合わせとご用命をいただいております。
これは取引先マスターに送り先のメールアドレスと、メールに記載する送付挨拶文を登録しておき、請求書発行時に自動的に請求書のPDFファイルをメールに添付して送るというものです。
年賀状もメールかLINEで来る時代、ペーパーレス化はますます進んで行くのでしょうね。
ペーパーレス化は決して悪いことではないと思いますが、歴史的に培われてきた文化や伝統というものも忘れないようにしたいものですね。
(一丁噛)
Q-info 第204号 2024年12月発行 【読者訪問】
読者訪問 第179回
株式会社藤本製作所
お話を伺った方 代表取締役 藤本 伸治 様
会社の所在地 〒613-0031 京都府久世郡久御山町佐古外屋敷91-2
電話番号 TEL 0774-43-0491 FAX 0774-43-2347
事業内容 ステンレス板金加工
HP https://fujimoto-ss.com/
オーダーメイドが強みです
~医療用ステンレス機器の製造技術を活かして~

会合などで以前から何度も会っているのに、どこでどんな仕事をしておられるのかよく知らないという人、周りにいらっしゃいませんか?
Q-infoの継続読者リストを見ていてふとそんな気がした藤本さん。ネットで調べて見たら弊社から車で20分ほどのところでステンレスの板金加工をなさっておられるとか。
どんな工場でどんなものを作っておられるのか…。ということでお邪魔してきました。
医療用ステンレス機器からワゴン、雑貨まで

同社は1956年(昭和31年)真鍮製の医療用トレーを作るところから始まり藤本さんは3代目の社長になります。創業期は真鍮加工が中心でしたがメッキ処理での法的制約が厳しくなったことなどからステンレス加工に切り替え、医療用のトレーやカストと呼ばれる小箱、ワゴンなどを医療器具や機器を扱う商社のOEM下請けとして作ってこられました。
ステンレスは鉄と比べると3~4倍ほど高価ですが錆びにくく光沢があることから、医療、美容、食品関係などからの需要が多く、同社では医療用のステンレス製品に特化して来られました。しかしながら、薬害エイズ問題が発生した頃から医療器具の使い回しが出来なくなり、主力製品のカストと呼ばれる小箱の需要が減ってきたことと、得意先の1社が廃業したことなどもあり、ステンレスワゴンを中心とした直販体制に注力するようになります。

直販体制と言っても、ステンレスワゴンは家庭用から業務用まで多くの製品が出回っています。それらのほとんどは組み立て式のものが多く強度もあまりないことから、溶接した完成品として強度があり壊れにくいもの、そしてサイズや形状もオーダーメイド対応できるものとして差別化を図りました。その結果、重量物を載せる食品工場や高級感を重視する美容室などからの注文が増えました。最近ではHPからの引き合いがかなり増えてきたそうです。
100年企業を目指して
オーダーメイドを武器にステンレスワゴンのみならず、ステンレス製の小物入れなどの雑貨などにも力を入れ、インテリアからワゴンまで、自分だけのオリジナル商品を提供出来るメーカーとしてアピールしておられます。
今後は取り扱ってくれる商社を増やして販売増を図り、あと2年で70周年を迎えるのを機に100年企業を目指して頑張っていきたいと力強くおっしゃっていました。
汎用品での価格競争を避け、数センチ単位でオーダー製作でき組立不要の強度を持った完成品で提供することを強みとして、更なる業績の向上を図って行かれることを祈念いたしております。
(米田)
Q-info204【IT雑情報】コピペの際に書式をリセットして貼り付ける方法
書式をリセットして貼り付け
皆さんは作業していてWebやWord、Excelなどから文章をコピーする際、コピー元の書式や背景の色も引き継い
で貼り付けられてしまうことに不便を感じた事はありませんか?
「一旦メモ帳などに貼ってリセットしてからWordに貼り付け」みたいなことをされている方もいらっしゃるのでは
ないかと思います。今回ご紹介するのはそんな書式をリセットして貼り付けることができるショートカットキーです。
通常通り書式情報をそのまま貼り付けする場合は、【Ctrl + V】
書式情報を解除して貼り付けする場合は、【Ctrl + Shift + V】(アプリによってはShiftがAltの場合も)
このように通常の貼り付けキーにShiftを加えるだけで書式が簡単にリセットされます。 ぜひご活用ください!

Q-info 第203号 2024年11月発行 【PDF】
新しい投稿ページへ古い投稿ページへ
