Q-info224【PDF】2026年8月発行
Q-info224【Information Corner】

Q-info224【スタッフのつぶやき】メタセコイア
メタセコイア
いつもご愛読ありがとうございます。
今年も暑い夏がやってきました。子供の頃は待ち遠しかった夏も今となっては早く通り過ぎて欲しい季節になってしまいました。
例年以上に熱中症対策をして無事乗り切りたいところです。
そんな中、先日梅雨明け7月に滋賀県のメタセコイア並木までドライブに行ってきました。
「新・日本街路樹百景」にも選定された吸い込まれるような景色でひととき暑さを忘れるほどでした。
秋の紅葉時期が一番有名ですが春・夏・秋・冬と四季折々の景色を楽しめるそうです。
混雑を避けて湖西道路の観光スポットの白鬚神社を横目に早々に帰路に着きました。
メタセコイア並木や白鬚神社で感じたのですがやはり一部マナーの悪い方の行動が目に付いてしまいます。
道路の真ん中を歩きながら自撮りするカップルや、映え写真を撮るためにガードレールを乗り越えて湖岸へ行く人達。
せっかくだから記念に残したいという気持ちも分かりますが、冷静に見るとなんだかなあという気分になります。
自分も観光地で無意識のうちにマナー違反をしていないか、あらためて考え直す機会になりました。
システム開発部課長 原田 剛史
Q-info224【”一丁噛”が行く!】新快速(1)
第209回 新快速(1)
JR西日本の新快速。関西にお住まいの方で乗ったことがないという方は少ないのではないでしょうか。特急券など追加料金が要らず特急並みに疾走する新快速は私鉄王国と言われた関西の鉄道事情を大きく変えました。
1970年の大阪万博輸送のために全国から集められた113系が万博終了後に余ってしまい、私鉄にぼろ負け状態だった当時の国鉄がヤケクソでスピード勝負に打って出たのが新快速でした。
登場時は京都~西明石間、一日6往復、停車駅は大阪、三ノ宮、明石だけだったという、今では考えられないものでした。しかし新大阪や神戸といった主要駅すら容赦なく通過し、限られた性能の電車を限界まで爆走させた結果、「めちゃくちゃ速い!」と口コミで話題になり一気に大人気列車へと駆け上がっていきました。そして、その後新型車両を次々と投入して私鉄から乗客を奪い、今やJR西日本の顔とも言える電車となりました。
この新快速の歴史を見てみると鉄道ファンならずともいろいろと興味深いことがあります。
まずは1987年の国鉄民営化。JR西日本の発足です。
関西においては国鉄時代も私鉄との競争はあったのですが、親方日の丸の国鉄と違って、民営化されたJR西日本にとっては、私鉄からの乗客の奪還は至上命題だったようです。
そこで、国鉄時代のお下がりのような車両ではなく、新快速専用の車両を民営化の2年後に投入します。白い車体の221系というニューヒーローが登場し、最高速度も120km/hに引き上げられます。そして、湖西線へも進出し近江舞子や近江今津へも伸ばします。東海道線では京都から草津、彦根、米原へと延びていき、西は西明石から姫路へ。さらに西の相生や播州赤穂まで延びました。
こうなると、関西圏だけに留まらない中距離エリアの特急券が要らない近距離列車という位置づけとなり、更なるエリア拡大を模索することになります。 (つづく)
(一丁噛)
Q-info224【読者訪問】有限会社宇治消火器店
お話を伺った方 代表取締役社長 藤原 義久 様
会社の所在地 〒613-0043 京都府久世郡久御山町島田堤外31-23
電話番号 TEL:075-950-4126 FAX:075-950-4127
URL https://www.uji-fire.jp/
事業内容 消火設備の設計施工、防災用品の販売・設置、設備、点検
地域を守る防災の伴走者へ
~ 消防設備の点検・工事から、誰もが「体験」できる防災拠点づくり ~

同社のルーツは、創業者である祖父が当時「自転車屋が販売していた消火器」に着目したことに始まります。
かつては消火器一本で商売が成り立つ時代もありましたが、現在は自動火災報知設備やスプリンクラー、屋内消火栓といった消防設備の設計・工事から、既設建物の定期点検・メンテナンスまでを幅広く手がけています。消防設備は多岐にわたるため、工事と点検で業者が分かれることも珍しくないのですが、同社では電気系の防災設備から水系の配管工事まで、消防設備に関するあらゆる工程を自社で一貫して対応できる点が強みです。
厳格化する消防法と、求められる「安心への投資」

近年、火災の複雑化や雑居ビルでの火災事故を受け、消防法は年々改正され、行政の指導も厳格化しています。かつてのような曖昧な運用や指導は影を潜め、現在は正確な点検報告書の提出が強く求められるようになって来ました。昨年、シスポートが消防署の点検を受けた際に、消火器の更新と“点検報告書”の提出を求められ、同社にお願いしたのがきっかけでした。消防設備にお金をかけても直接売上は上がりませんが、それは万が一のための『保険』と同じですとおっしゃいます。消防署に言われたからやるのではなく、いざという時どうするかという防災意識を持って備えをしておくことが大切だと。
単なる設備点検にとどまらず、「どのように避難すべきか」という訓練への立ち会いなど、お客様に寄り添い共に考える姿勢が、現代の消防設備業には不可欠だとおっしゃっておられました。
地域に開かれた「防災体験オフィス」
同社は昨年、久御山町役場前に事務所を移転されました。その地の利を活かして『防災を身近に体験できる拠点』として、地域に開かれた“防災体験オフィス”をつくりたいと構想を描いておられます。
「非常食の試食や消防設備に実際に触れられるカフェのようなスペースを作り、地域の方や福祉施設の研修などで気軽に立ち寄ってもらえる場所にしたい」とおっしゃいます。その根底には、多くの人が「頭では分かっていても、実際の火災や消火を経験していない」という現状への危機感があります。
かつて地域で行っていた消火訓練のような交流を現代の形にアップデートして再現し、地域全体の防災意識を底上げすること。それが、藤原社長が目指しておられる次世代の消防設備業の姿であり、地域貢献の姿です。そのビジョンの実現を心から願い、地域の防災の伴走者としてますますご活躍されることを期待しながら同社をあとにしました。
(米田)
Q-info224【IT雑情報】マウスの移動単位は「ミッキー」!?
マウスの移動単位は「ミッキー」!? と題して、今回は業務効率を変える意外な豆知識をお伝えします。
皆さんは、パソコン操作に欠かせない「マウス」を動かす際、その移動距離に専用の単位があることをご存知でしょうか?
毎日当たり前のように触れているマウスですが、実はその動きは意外な名前の単位で数えられているのです。
実は私もこの名前を初めて聞いたときは、「えっ、ほんとに?」と耳を疑ってしまいました。
今回は、知っていると思わず誰かに話したくなるマウスの単位の秘密と、実務のスピードアップに直結する設定のコツを
お届けします。
意外な由来
マウスの移動距離を表す単位、その名はズバリ「ミッキー」といいます。
このユニークな単位は、1980年代にマイクロソフト社のプログラマーであったクリス・ピーターズ氏によって命名されました。
名前の由来は、皆さんのご想像通り、世界的に有名なネズミのキャラクター「ミッキーマウス」から取られています。
「マウス(ネズミ)の単位だからミッキー」という、技術者の遊び心が感じられるネーミングですね。
技術的な定義としては、「マウスを1/100インチ動かした際の最小単位」を「1ミッキー」としています。1/100インチを日本で
馴染みのある単位に直すと、約0.25ミリメートル。当時のセンサー技術で識別できる物理的な限界値がこの距離だったため、
これが基準となりました。
私たちが画面上でポインタを動かすたびに、コンピュータ内部では「今、4ミッキー動いた」といったカウントが高速で行わ
れているのです。
業務効率を最大化する「マウス設定」の活用
この「ミッキー」の概念を意識することは、実は皆さんの日々の業務効率化において、大きな意味を持ちます。
PCでの事務業務では、多くの入力項目や小さなチェックボックスを正確にクリックする操作が求められます。
Windowsの設定画面にある「マウスのポインタ速度」を最適化することは、言い換えれば「1ミッキーの移動に対して、画面
上のポインタをどれだけ進めるか」を自分に合わせる調整です。
●入力ミスの防止と疲労軽減:
ポインタ速度が速すぎると、小さな入力欄を通り過ぎてしまい、細かな修正に神経を使います。逆に遅すぎると、画面の
端から端まで移動させるのに何度もマウスを動かす必要があり、手首の腱鞘炎の原因にもなります。
●デュアルモニター環境でのスピードアップ:
複数の画面で広い領域を使用している場合、ポインタ速度を適切に上げることで、少ない手の動き(少ないミッキー数)
で目的の場所に到達でき、大量の伝票処理などの作業スピードが劇的に向上します。「たかがマウス」と思わず、ご自身
の感覚にフィットする設定を見つけることが、ミスを減らし、長時間の事務作業を快適にする秘訣です。
まとめ
今回は、マウスの意外な単位「ミッキー」についてご紹介しました。
普段何気なく使っている道具にも、開発者の遊び心や当時の技術的な背景が隠されています。
身近なツールの成り立ちを知ることで、いつものマウス操作にも少し愛着が湧いてくるのではないでしょうか。
これを機に、ぜひご自身のマウス設定を見直して、より「仕事のしやすい環境」を整えてみてください。
参考
マウスの設定はスタートアイコンを右クリックし、設定→Bluetoothとデバイス→マウスをクリックしていって下さい。 (図参照)

Q-info223【PDF】2026年7月発行
Q-info223【TOPICS】ごふくQ紅葉 誕生!

Q-info223【Information Corner】

Q-info223【スタッフのつぶやき】マイブーム「自家製コンブチャ」
【マイブーム「自家製コンブチャ」 】
みなさんコンブチャって飲まれた事ありますか?
昆布茶ではなくカタカナのコンブチャです!(※昆布茶とは、全くの別物です)
私は友人の勧めで始めた「自家製コンブチャ(紅茶キノコ)」作りにハマって、気づけば半年が経ちました。
「自家製」と聞くと少しハードルが高そうに思えますが、実は最初のスターターさえあれば、あとはお砂糖を入れた紅茶を注ぐだけで、繰り返しお家で簡単に作ることができるんです。
そのまま飲むだけでも十分美味しいのですが、最近は色々なアレンジを楽しんでいます。
あえて発酵を強めてお酢として使うと、市販のお酢よりもツンとせずマイルドでコクがあり、酢の物やドレッシング、ソースなど何に使っても美味しく仕上がります。
また、いちごやパイナップルなどのフルーツをボトルに一緒に入れて「2次発酵」させると、シュワシュワとした心地よい炭酸がさらに強くなり、フルーツソーダが完成します。
発酵瓶を覗いては、生き物のようにぷくぷくと泡を立てて発酵している様子を眺めるのが日々の楽しみです。
コンブチャ飲んだ事ないよ!って方も是非一度チャレンジしてもらえたらと思います。
システム開発部 小野 かなえ
Q-info223【”一丁噛”が行く!】生成AI
第208回 生成AI
皆さん、AIはどの程度活用されていますか?
ほとんど使ったことがないという人から、使い込んでいるという人までかなりばらつきがあるのではないかと思います。
AI活用セミナーなどもあちこちで開かれているようで、これからはAIを如何に活用するかがポイントになってくるのではないかと思います。
ところで、人工知能と呼ばれたAIというのは昔からあったと思うのですが最近のAIは生成AIと言われますよね。なにがどう違うのか・・・・?
さっそく生成AI(Gemini)に聞いてみました。
AI(人工知能)と生成AI(ジェネレーティブAI)の最大の違いは、「新しいコンテンツをゼロから作り出せるかどうか」にあります。
言葉の定義として、AIという大きなくくり(総称)の中に、その一部として「生成AI」が含まれているという関係性です。
これまでのAIは、あらかじめ与えられたデータからルールやパターンを学習し、「識別・分類」「予測」「判断」することを得意としていました。
(データの分析、パターンの発見、正誤の判断等)
それに対して生成AIは、従来のAIのようにデータを分析するだけでなく、学習した膨大なデータを応用して、人間のように「新しいコンテンツを自ら創り出す」ことができます。
>「可愛い猫の絵を描いて」と指示されて、リアルな画像をゼロから生成する
>テーマを伝えるだけで、ブログ記事や小説の文章を執筆する
>プログラミングのコードを自動で書き出す
など
ということだそうです。
従来のAIが“敏腕チェッカー”であるのに対して生成AIは“優秀なアシスタント”ということですね。
実はこのQ-infoも所々で生成AIの助けを借りています。お陰で執筆時間もかなり短縮できるようになり、優秀なアシスタントに感謝してます。
(一丁噛)
Q-info223【読者訪問】テクノグローバル株式会社
第198回
テクノグローバル株式会社
お話を伺った方 代表取締役会長 髙田 弘之 様/代表取締役社長 池谷 健 様
会社の所在地 〒581-0055 大阪府八尾市跡部南の町 1-1-37
電話番号 TEL:072-993-7935 FAX:072-993-7936
URL https://techno-global.jp/
事業内容 金型製造・成形加工・組立加工・製品開発・試作品製作
次世代へ繋ぐ「スマート工場」への挑戦
~ 会長と社長とで二人三脚の経営を ~

製造業を取り巻く環境が激変する中、独自の技術力とベトナム拠点を武器に活躍されているテクノグローバルさんにお伺いし、1年半ほど前に事業承継された池谷社長と創業者の髙田会長のお二人からお話を伺いました。
池谷社長がテクノグローバルに入社されたのは、会社がまだ「ガレージのような場所」で、社員もわずか3〜4名だった3期目の頃でした。髙田会長の娘さんの配偶者という縁もあり、以来、福井工場の立ち上げやベトナム拠点の設立など、会社の拡大期を常に最前線で共にしてきました。
髙田会長は「65歳で引退する」と宣言されていましたが、1年前倒しする
形で2024年10月に池谷氏が社長に就任されました。就任から1年半以上が経過し、池谷社長は「社内の見る目が一段変わり、冗談が冗談として受け取られなくなるほどの責任の重さを感じている」と、その実感を語っておられました。一方、髙田会長は代表権を保持したまま会長として残り、主に補助金対応や、経理面の業務を担っておられて二人三脚の経営を続けておられます。
ベトナムの拠点を武器に

同社の現在を支える大きな柱が、設立から約12年を迎えるベトナム拠点です。現在は15名ほどの若いスタッフが中心となり、日本国内では難しい「量とスピード」をカバーしています。若者が多いベトナムならではですね。そして、髙田会長は「今やベトナムがなければ本社が成り立たないほど頼りにしている」とおっしゃっており、現地の技術レベルが日本と同等以上にまで向上していることを高く評価されています。
「100人企業」から「スマート工場」へ
池谷社長はかつて従業員100人規模の会社に、という目標を持っておられました。しかし時代の変化と共に考えが変わってきたとおっしゃいます。人手が集まりにくい現状やAI・ロボットの進化を考えると、少数の精鋭と機械、ソフトを組み合わせた『スマート工場』を目指すのがこれからの方向ではないかと。
人が介在すべきなのは、顧客との打ち合わせや製品の確認といった「人対人」の接点であり、製造そのものは自動化・効率化・外注化を進めていくファブレス志向を目指したいとおっしゃっています。
そしてまた、受託製造だけではなく自社商品の開発にも力を入れてこられました。デザイナーと共同開発した文字盤のない時計「アイコン」やティッシュボックス、さらには大学と連携した医療用安全器具や重金属検出装置など、その分野は多岐にわたります。
会長と社長との二人三脚で更に事業領域も広げて成長していかれることを願っております。
(米田)
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