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Q-info 第193号 2024年1月発行 【IT雑情報】

IT雑情報, コラム/Qinfo

【今昔マップon the web】

今回はお仕事の合間に気分転換できるWebサイトをご紹介いたします。
皆さんは自分の住んでいる所って昔はどんな土地だったのか気になったことはありませんか?
それが知れちゃうとしたら少し興味ありませんか?
そんな方にご紹介するのが「今昔マップon the web」です。

1.トップページ(画像①)から調べたい土地を選択。(今回は京都駅周辺を検索してみます)

2.土地を選択するとその地域の古地図が表示されます。(画像②)

3.右上で地図のスタイルが選択できます(画像③)。(デフォルトでは「地理院地図」)

4.あとは調べたい場所にズームアップしていけば古地図と現在の地図を比較すること
  ができます。(画像④)

5.画面左側(画像⑤)で「年代の変更」も可能。「地図不透明度」を調整することで、今の地図と当時の地図を重ねて表示することができます。

こうして見ると1900年頃、京都駅の南側は畑だったんですね…
今では考えられません。
この「今昔マップon the web」を使って、当時の生活を妄想するとプチタイムスリップした気分になれますよ~。
気分転換に是非お試しください!

Q-info 第193号 2024年1月発行 【読者訪問】

コラム/Qinfo, 読者訪問

読者訪問 第168回

お伺いした会社 富士抵抗器株式会社
お話を伺った方 代表取締役社長 森川 慶一 様、取締役会長 岡﨑 眞吾 様
会社の所在地  〒603-8321 京都市北区平野鳥居前町24番地
電話番号    TEL 075-463-1251  FAX 075-463-1260
事業内容    抵抗器の製造販売
HP      https://fuji-teikouki.co.jp/

 今回は創業86年目を迎えておられる富士抵抗器株式会社さんをお訪ねし、岡﨑会長と森川社長にお話を伺いました。
同社は昭和12年11月の創業で現在87年目を迎えておられます。京都では創業100年超の企業は珍しくないのですが、電気部品の製造というジャンルではそんなに多くないのではないかと思います。
現在の森川社長は7代目にあたられるのだそうです。4代目までは世襲でしたが、それ以降は世襲にこだわらず今に続いているとのことです。

 そもそも「抵抗器」と聞いてどんなものを想像なさいますか。
抵抗器は小さなものから大きなものまでその種類は多いのですが、簡単にいうと電流を流れにくくする部品です。電気回路に流れる電気の量を制限したり調整したりするための部品で、まさに水道の蛇口が水の流れを調整しているのと同じような役目を果たす重要な部品なのです。中学生の時の理科でオームの法則というのを習いましたね。電圧=電流×抵抗というのがそれですが、その抵抗を調整するのが抵抗器なのです。ラジオのボリュームは可変抵抗器といって、つまみを回すことによって抵抗の値を変化させて音量を調節しています。
抵抗の単位はオーム(Ω)ですが、富士抵抗器さんのロゴマークはまさにΩをかたどっています。

 小さなものは携帯電話の中にも多く使われていますが、同社で作っておられるのは25mm以上のもの、どちらかというと中間層のタイプを扱っておられます。そして、すべてハンドメイドの受注生産で少量多品種の取扱いとなっています。
抵抗器は船舶や電車の制御装置にも多く使われているのをはじめとして、各種制御機器の疑似負荷(ダミーロード)としても活用されており、いろいろな産業機器になくてはならない電気部品として使われています。とはいうものの、半導体をはじめいろいろな電子部品が開発されて抵抗器の市場自体は減少してきているのだそうです。そしてまた、抵抗器メーカー自体も減ってきているのだそうですが、80年以上にわたる手作り製品のスキルと経験値をもとに、最新のデジタル技術との融合を目指し、受注生産にこだわりながら特殊なニーズへの対応を強みに固定抵抗の製造を堅持していきたいとおっしゃっていました。

同社と私共とのお付き合いは、2021年9月発行のSysport announceでご紹介した「デジタルホワイトボード」に興味をお持ちになりご購入いただいた時から始まりました。そして翌年には、IT導入補助金を活用して販売管理システム『はんばいQ30』をご導入いただきしっかり活用して下さっています。

これからは、単なる製造だけではなく加工にも力を入れ、試作や各種コンサルなども行っていきたいとのことで、技術を繋いできたがこれからはプロセスで繋ぐ、仕組みで繋ぐことに力を入れ、100年企業を目指して頑張っていくと力強くおっしゃっていました。
なくてはならない重要な電気部品のひとつである抵抗器を核に、これからの時代に順応するような多角経営も視野に、電気部品メーカーとして100年企業を目指してますます活躍されることを願っております。

(米田)

Q-info 第193号 2024年1月発行 【“一丁噛”が行く!】

“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo

第178回:SMS認証

 SMSとはショートメッセージ(Short Message Service)のことで、携帯電話同士で電話番号を宛先にしてメッセージをやり取りするサービスのことです。相手のメールアドレスが分からなくても携帯電話番号を知っていれば簡単な短いメッセージをやりとりできることから、以前から使われているメール交換の手法です。

 最近はこのSMSを利用した認証が盛んに行われるようになってきました。SMS認証と言われるもので、携帯電話宛てに4桁や6桁のショートコード(ワンタイムパスワード)が送られてきて、そのコードを入力してアプリやシステムにログインする仕組みのことを指します。

 一般的にセキュリティを保ってログインしてもらう方法として、IDとパスワードの入力を求めることが多いのですが、この方法だとIDやパスワードを他人に知られてしまうと簡単になりすましされてしまいます。そこで、それだけではなくもう一段階チェックする関門を設けます。
それを二段階認証というのですが、その二段階認証にSMSによる認証が多く使われるようになってきました。

 携帯電話はほとんどの人が所有しており、特に追加のハードを必要としない、本人以外がその人の携帯を所持していることは少ない、携帯電話に認証コードが送られてくるので第三者にパスワードが知られることはない、というようなメリットがありSMS認証が多く使われるようになってきました。

 IT導入補助金においても今年からログイン時にSMS認証を求めるようになってきており、これからもいろいろなシーンでSMS認証が使われることになっていくのかも知れませんね。

(一丁噛)

2024/2/15(木)・16(金)【京都ビジネス交流フェア2024】に出展します

お知らせ, 展示会・勉強会

2024年2月15日(木)・16日(金)に開催される
京都ビジネス交流フェア2024に出展します。

公式サイトはこちら

入口を入って右端の奥、B-030 ブースにて、皆様のお越しをお待ちしております。

詳しくはこちら

Q-info 第192号 2023年12月発行 【Sysport announce】

Sysport announce, コラム/Qinfo

Q-info 第192号 2023年12月発行 【PDF】

コラム/Qinfo, PDF

Q-info 第192号 2023年12月発行 【PDF】

Q-info 第192号 2023年12月発行 【スタッフのつぶやき】

コラム/Qinfo, スタッフのつぶやき

いつもご愛読ありがとうございます。

今回は免疫ケアについてお話させて頂こうかと思います。
近頃は季節の移り変わりが急激で一気に冷え込んできたのもあり各地でインフルエンザウィルスが猛威を振るっています。
気温が下がって湿度が低くなるとウィルスが浮遊しやすくなり感染が拡がりやすくなるそうです。

体温が低くなると免疫力が下がるので(体温が1℃下がると免疫力も30%低下)室温や湿度に気を配ることで免疫力を高めること
ができます。
最近では免疫ケアと銘打って各社がプラズマ乳酸菌が入った○○等と宣伝しています。環境を整えるだけでなく体の内側からも免疫力を高めるということですね。
身体の免疫機能が落ちていると様々なウィルスに感染しやすくなるのはごもっともと思いながらもあまのじゃくな私は消費者の不安をあおる商法はなんだかなあと斜に構えてしまいます。

個人的な意見はさておき、ワクチン接種・生活習慣(食事や睡眠)・衣類や部屋の環境と「きちんと対策しなければ」と意識するだけでも随分違ってくるのではないのでしょうか?

年末年始、皆様がご健康に過ごされますことをお祈り申し上げます。

(システム開発部 原田 剛史)

Q-info 第192号 2023年12月発行 【IT雑情報】

IT雑情報, コラム/Qinfo

【Snipping Toolの新機能・テキストアクション】

以前(2023年5月号)ご紹介したWindows11標準のデスクトップ撮影・録画アプリ「Snipping Tool」が強化されたのはご存知でしょうか。
なんと切り取った画面からテキストを抽出できるようになりました。
非常に簡単に利用できましたのでご紹介致します。

  1. Windowsキー+Shiftキー+SでSnipping Toolを起動。
  2. 起動すると画面上部中央に【画像①】が表示されます。
  3. この状態で切り取りたい範囲を指定。【画像②】
  4. 指定した部分の切り取りが完了すると画面右下に【画像③】が表示されます。
  5. 表示をクリックすると【画像④】に移行します。この画面の赤丸で囲った部分「テキストアクション」をクリック。
  6. すると【画像⑤】のように画像内のテキストデータを抽出してくれます。このまま「すべてのテキストをコピーする」【画像⑥】をクリックするとテキストのコピーが完了!
  7. メモ帳やWordに貼り付ける事ができます!(画像⑦)

この機能を活用いただくことでコピーできなかったデータのテキストを簡単にコピーすることができ、一部業務の短縮が図れます!

注意点として、画像内のちょっとした文字も全て拾ってしまい、いらない文字まで読み込んでしまうことがあります。
最終的にご自身で少し調整は必要かもしれません。

ぜひご活用下さい!

Q-info 第192号 2023年12月発行 【読者訪問】

コラム/Qinfo, 読者訪問

読者訪問 第167回

お伺いした会社 株式会社元廣
お話を伺った方 代表取締役専務 元廣 剛巳 様
会社の所在地  〒612-8473京都市伏見区下鳥羽広長町162番地
電話番号    TEL 075-611-2195  FAX 075-612-0976
事業内容    ウール等繊維原料の加工販売、びっくりドンキー等外食FC事業
HP      https://www.motohiro.co.jp/

 今回は京都を中心にハンバーグレストラン“びっくりドンキー”のフランチャイズを展開なさっている株式会社元廣の元廣専務にお話を伺いました。
元廣専務とは現在は京都文化創生会という名前で活動している経済団体で10数年前にお会いしました。
大変気さくな方で、今回も快く取材に応じて下さいました。
 ㈱元廣は、シルクの原料商として1921年に創業され、現在は主にウールを主原料とする繊維原料を加工販売する繊維原料商社として、一昨年創業100年を迎えられた年商170億円超の優良企業です。

現在お兄様が社長をなさっているのですが、32年前、お父様である先代社長から『兄弟喧嘩して会社を潰した例もある。繊維は兄がやるので弟のお前は会社の前に土地があるからなんかやれ』と言われたそうです。なんかやれといわれても…と思いながら考えたそうです。カラオケやビデオレンタル、本屋やコンビニなどいろいろ考えましたがどれも企業が取り組む新規事業としてはイマイチ魅力がない。

羊毛でいくつかの商社と取引があったので相談したところ、ある商社からびっくりドンキーのフランチャイジーをやってはどうかと勧められました。札幌のフランチャイザーに出向き話を聞いたところ、2~3社ほどが試験的に先行しているが、これから本格的にフランチャイズ展開をはじめようと思っていて、フランチャイジー向けののマニュアルができたところだという。これならば面白そうだとフランチャイズ契約をしたのが元廣専務が33歳の時だったそうです。マニュアルができて最初の契約が同社だそうで、『研修のやり方、店舗の作り方など、うちがしっかり試験台にされてしもた』と笑っておられました。

 現在びっくりドンキーは全国に340店舗あり、そのうち120店舗が直営で220店舗が19社のフランチャイジーによって運営されているそうです。関西には直営と6社のフランチャイジーが運営する店舗が62店舗あり、同社では14店舗を展開されています。

 また、20年ほど前に丸源ラーメンのフランチャイズにもなり、現在10店舗を有しておられます。
最初はなかなか売れなかったそうですが肉そばを出すから待ってくれといわれ、その肉そばがヒット!チェーン店は全国200店舗、ラーメン売上日本一を目指しているそうです。
 現在、同社の外食部には75名の正社員と1100名のパート・アルバイトがいるとのことで売上も順調に伸びてきており、外食をやりはじめた頃、叔父さんから『水商売や!』と怒られたそうですが、今となっては、やって良かったとおっしゃっていました。
 『丸源はまだ2,3店舗出したい。ドンキーも京都駅に出したい。京都にないものを持ってきたい。新しいことにもチャレンジしたい』とにこやかにおっしゃる元廣さんの目は光り輝いていました。

これからもますますパワーを発揮して発展されることを祈念し、同社をあとにしました。

(米田)

Q-info 第192号 2023年12月発行 【“一丁噛”が行く!】

“一丁噛”が行く!, コラム/Qinfo

第178回:関西弁

 先日、ネットを見ていたら関西人が気付いていない関西弁というのがありました。
『この、さらのカッターシャツ、なおしといて。古いヤツはほっといて』 どれが関西弁かおわかりですか?

実はこれら、マーカーにしたフレーズが関西弁なんですね。
『この、さらカッターシャツなおしといて。古いヤツはほっといて
 関西圏以外の方のために少し解説すると、「さら」=新しい、という意味です。さらの物を「さらっぴん」とも言いますね。

 「カッターシャツ」が関西弁とは知りませんでした。ワイシャツというのが標準語で、その昔、大阪に本社があるスポーツ用品メーカーのミズノが襟付きのシャツを「カッターシャツ」という商品名で売り出したことから、関西ではカッターシャツと言うようになったらしいです。
 「なおす」というと修理するという意味を思いつきますが、関西弁ではそれ以外に「片付ける」という意味も持ちます。私の叔母が埼玉に嫁いだとき、片付けることを「なおす」といって通じなかったと言っていたのを思い出しました。
 「ほっといて」は難しいですね。「ほかす」とか「ほる」というのは捨てるという意味なので、「ほっといて」は捨てといてという意味になりますが、放っておくときにも「ほっといて」を使いますね。捨てるのかそのままにしておくのか、前後のニュアンスから判断している関西人はすごいのかも知れません。

 私が高校生の頃、東京の喫茶店で『レーコー』と言って通じなくて、『コールコーヒー』と言ってもキョトンとされ、隣にいた東京の知人が「アイスコーヒー」と言い直して通じたことがありました。逆に私は「アイスコーヒー」と言われて凍ったコーヒー、フローズンコーヒーを想像してしまいました。今では関西でも『レーコー』(冷コー)は通じなくなってきたようで、一抹の寂しさを感じています。

(一丁噛)

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