実務に合った販売管理・生産管理のシステムで業務効率の改善をサポートします!

京都府京田辺市河原平田23番地の16

0774-63-1131

Q-info 第81号 2014年09月発行 読者訪問

読者訪問

読者訪問

お伺いした会社 株式会社 日本MCS
お話を伺った方 代表取締役 栗田 勝二 様
事業内容    ケミカル製品、ケミカル系材料部品取扱商社
会社の所在地  〒658-0015 神戸市東灘区本山南町9丁目8番34号
連絡先など   TEL:078-412-2512   FAX:078-451-7815
e-mail     n-mcs@lake.ocn.ne.jp

 今回は兵庫県の日本MCSさんにお邪魔しました。

粟田社長

事務所風景

同社はプレス加工や金型製造などで不可欠な除錆剤や防錆剤の専門
取扱商社として、また、ワイヤー放電加工機等の各種消耗品類の取扱
商社として活動なさっています。
特に日本メカケミカル社の製品を主に扱っておられ関西地区を中心に
営業展開されています。
30数年前、前職で日本ケミカル社の防錆剤に出会い、この素晴らしい
製品を扱ってみたいと独立開業されたそうです。

 

 

取扱製品パンフレットの一例

現在は関西地区を中心に4,000社にのぼる取引先を有し、日本メカケミカル社の代理店と
して、また、関連各種消耗品の取扱商社として手広く活躍なさっております。
当社とのお付き合いはMS-DOS版の販売管理をご導入いただいた時に始まります。
創業期から複写機やFAXなどの機器を揃えてこられる中で、伝票類をいちいち手書きしていたら時代遅れになる、
もっと効率よく事務処理をできる体制を作りたいと、電機メーカーの販社に相談して傘下の販売店から
当社の販売管理ソフトを導入して下さったそうです。
一時期、知人の紹介で他社のソフトに乗り換えられたことがありましたが、その会社が廃業してしまい、
『販売管理など会社の基幹業務を司るシステムは継続性が大事』と、歴史のある会社のソフトを
使いたいということで、また当社製品のユーザーに戻ってきて下さいました。その時はまだ直接当社との
お取引はなかったので、家電量販店にシスポート製の販売管理を使いたいとご指名いただき導入して
下さったという大変ありがたい経緯があります。
同社の営業状況をお尋ねすると、最近は関西だけではなく中国四国をはじめ九州方面からの引き
合いも多く、販路を広げておられるとのことでした。しかし、急に営業マンを増やすわけにもいか
ず、メーカーとタイアップしながら徐々に西日本地域の営業エリアを拡大していきたいとおっしゃ
っていました。
限られた市場での営業展開ですが、それだけに着実に業績を伸ばして来られており、当社のシステ
ムを更にご活用いただいて、ますます発展されますことを祈念いたしております。

Q-info 第81号 2014年09月発行 Qシリーズ奮闘記

Qシリーズ奮闘記, コラム/Qinfo

Qシリーズ奮闘記

シスポートの販売管理システム(Qシリーズ)は、基本パッケージをベースに、いろ
いろな業種・業態に合わせてカスタマイズしてご提供する“イージーオーダー型”の
ソフトウェアです。あらゆる業界で活躍しているQシリーズの一部をご紹介いたします。

使っていただいている業種・業態 観光スポットに店舗を設けるNPO法人
 障害者施設で作られた商品を小売販売し施設の運営に還元
シリーズQベースとなった    はんばいQsp
導入のポイント         複数店舗の在庫状況をリアルタイムに確認して補充を行いたい
カスタマイズと運用のポイント  ・PCと連動できる安価なレジの導入
                ・VPNによる拠点間のリアルタイム接続

奮闘記画像

もうご導入いただいてから2年が経過します。導入に携わったスタッフの
おひとりがこの度結婚退職される、ということでご挨拶にお伺いしました。
『要望が実現したお蔭でどちらのお店も売上が伸びており、費用をかけた
甲斐がありました』とおっしゃっていただきました。末永くお幸せに…。

Q-info 第80号 2014年08月発行 一丁噛

“一丁噛”が行く!

第77回:経営者保証に関するガイドライン

 『経営者保証に関するガイドライン』というのをご存じですか。日本商工会議所と一般社団法人全国銀行協会を
事務局とする「経営者保証に関するガイドライン研究会」が昨年12月に経営者保証に関する中小企業、経営者及び
金融機関による対応についての自主的かつ自律的な準則である「経営者保証に関するガイドライン」と
本ガイドラインに関するQ&Aを発表しました。
 そして、今年の2月1日から適用が開始され、経済産業省をはじめ、商工会議所、商工会などが積極的にその運用を
支援しています。このガイドラインは、経営者保証の弊害を解消し、経営者による思い切った事業展開や、
早期事業再生等を応援することを目的としており、(1)法人と個人が明確に分離されている場合などに、経営者の
個人保証を求めないこと (2)多額の個人保証を行っていても、早期に事業再生や廃業を決断した際に一定の
生活費等を残すことや、「華美でない」自宅に住み続けられることなどを検討すること (3)保証債務の履行時に
返済しきれない債務残額は原則として免除すること などを定めています。
 特に、銀行借入などの際に徴求される経営者の個人保証について、 ① 法人と経営者との関係の明確な区分・分離が
なされていること、 ② 事業に必要な資金を円滑に調達するために財務基盤が強化されていること、 ③ 財務状況の
正確な把握、適時適切な情報開示等による経営の透明性が確保されていること、を条件に経営者が個人保証を
することなく資金調達できる道が開かれました。
 具体的にはそれぞれの金融機関との折衝によりますが、すでに経営者保証なしで借入ができたという事例が
報告されています。経営者なら銀行借入をするときに個人の実印をついた経験は誰しもあると思います。
株式会社出資者の経営責任は有限責任であるはずにもかかわらず、個人の実印を押した時点から無限責任に
なってしまうという納得のいかない状況が少しでも改善されるなら大歓迎です。とはいうものの、何でもかんでも
個人保証なしというわけには当然いきません。モラルハザードを避けつつ適切で納得できる資金調達ができるように
なることを願っています。

Q-info80【Excelワンポイントテクニック】セルの合体・セルのコピー・文字の再利用!Excelの知ってるようで知らないテクニック

Excelワンポイント

ごぞんじでしたか? Excelワンポイントテクニック

知っているようで知らないかも知れない、ちょっとしたテクニックをご紹介します。

Excel画面コピー群

(1) セルの合体
二つのセルの内容をひっつけて一つの
セルに格納したい場合、格納したいセル
に以下の書式を入力します。
=A2&B2

(2) セルのコピー
セルのコピーをする場合、コピー元の
セルの右下にカーソルを持って行き、
+になったらダブルクリックすると
下のセルすべてにコピーされます。

(3) 一度入力した文字の再利用
一度入力した文字を再入力する場合、
入力したいセルのところで[Alt]+[↓]
を押すと、候補が表示されますので
そこから選択できます。

Q-info 第80号 2014年08月発行 読者訪問

読者訪問

読者訪問

お伺いした会社 株式会社中村自動車商会
お話を伺った方 常務取締役 星野 哲巳 様
事業内容    鉄道車両部品及び関連部品の販売
会社の所在地  〒950-0911 新潟市中央区笹口2丁目7-17
連絡先など   TEL:025-241-0185 FAX:025-241-4678     

社内の風景

 今回は遠方のユーザー様である新潟の(株)中村自動車商会様をお訪ねし、星野常務様にお話を
お聞きしました。中村自動車商会様は昔のMS-DOS版の『はんばいQ』からお使いいただいている
大変ありがたいシスポートファンである長期ユーザー様です。

はんばいQに入力中

筆者が新潟に出張する機会が
ありましたので、今回ご挨拶を兼ねてご訪問させていただき、取材させていただきました。
当日は(株)アメニティシステムの臼木社長様に空港までお出迎えいただき、
中村自動車商会様にお連れいただきました。本当にお世話を掛けまして有難うございました。
 以前、当社の東京営業所(当初はシスポート東京という別会社でスタートし、その後、シスポートに
併合して東京営業所となった)があったときに、地元のご販売店様であるアメニティシステムの臼木社
長様のご支援をいただきながら同社にシステムを導入させていただいたのがきっかけです。その後、
現在に至るまで何世代かのバージョンアップをしていただきながら現在も重宝して使っていただいて
おります。
 同社は自動車商会という社名ですが鉄道用(ディーゼル機動車用)のユニバーサルジョイント
(自動車のプロペラシャフトのようなもの)やラジエータなど鉄道車両用部品を地元の
鉄道車両メーカーなどに供給するお仕事をなさっています。新潟には以前、新潟鉄工という会社
(現在の新潟トランシス)があり機動車や客車などの鉄道車両の生産を行っていました。
また現在は、JR東日本の子会社である総合車両製作所(J-TREC)があり、首都圏の通勤電車
(E231系やE233系)の製造を行っており、新潟の新津はまさに鉄道の町とも言えるところなんです。
 もともとは(株)中村自動車商会様の親会社である(株)中村自工様(本社:東京)が
自動車部品を取り扱っておられたのですが、鉄道関係の部品を主として取り扱うよ
うになり、自動車部品を取り扱うために中村自動車商会様が生まれたそうです。
シスポートは1980年代後半に全国代理店展開をしていたことがあり、今でも全国
各地にお客様があります。

アメニティシステム様新潟の販売店

最近はリモートメンテナンスの環境も整い、遠隔サポー
トもできますが地元でより密接したサポートをして下さるアメニティシステム様の
ような販売店様がいて下さることはお客様にとっても安心なことだと思いますし、
私どもも大変助かっています。中村自動車商会様はもとよりアメニティシステム様にもますますのご発
展を祈念しながら、鉄ちゃんである私は時間の経過も忘れて星野常務と鉄道話に花を咲かせました。

Q-info 第80号 2014年08月発行 ITよもやま話

ITよもやま話

パスワード

インターネットがいつの間にか業務に浸透して、インターネットがない状態にはもどれないという方も
おられると思います。
ネットショッピング・ネットバンキング・SNSなどを利用する際に必要なのがID・パスワードです。
パスワードを盗まれたり、見破られてしまったりして、悪用されるという事件も聞くようになってきました。
特に、金銭に関係するサービスのパスワードの管理は気を付けて行っていきたいですね。
そのような被害に遭わないようにパスワードの管理について、最低限注意していきたいことを記載します。

<パスワードの作成方法>
 ・アルファベットと数字以外に記号をまぜるのがベターです。 (例) taro1234 → @taro&1234
 ・文字数は8文字以上が好ましく、制限がなければ文字数が多いほど安全です。
 ・意味のないランダムな文字列で、定期的に変えるというのが望ましいのですが、実際にはなかなかそのような
  使い方をするのは難しいと思います。ですので、いくつかのパターンを作っておいてローテーションして
  使うという方法もあります。
  
    (例) 名前→ taro (太郎)  誕生日→ 0101 (1月1日) という場合、
       @taro!0101 → 0101$0101& → %taro=0101 → 01taro&01 → 01+taro=taro+01
           
       ※覚えやすい文字列の組み合わせは避けましょう。  (例) taro0101 

<パスワードの保存>
 ・パソコンで一覧を作って、保存するっていうのが楽でいいのですが、パソコンに保存してしまうと
  そのデータを盗まれたときには、被害大なのでしない方がよいでしょう。
  やはり、紙に書いて管理しておくのが良いように思います。

Q-info 第80号 2014年08月発行 PDF

PDF

Q-info 第80号 2014年08月発行 PDF

オムロン無停電装置ご案内

Q-info 第79号 2014年07月発行 一丁噛

“一丁噛”が行く!

いっちょかみ“一丁噛”が行く! 第76回:外形標準課税

 法人税の減税が検討されています。そして、その財源として資本金1億円以下の企業に適用されていない
法人事業税の外形標準課税を中小企業にも広げる動きが出てきています。
 そもそも法人税とはなにか。法人の活動から生じる所得に対して、日本で課税される税金には、
法人税(国税)、法人住民税(地方税)、事業税(地方税)、地方法人特別税(国税。ただし申告・納付は
事業税とともに地方自治体に対して行う)があります。
そして、法人の所得(課税所得)に応じてそれぞれの税額を算定して納付しています。また、事業税については、
資本金1億円超の法人を対象として外形標準課税がなされています。外形標準課税とは、企業の利益に関係なく、
資本金や従業員給与などの額に応じて課税されるというもので、赤字であっても支払わなければなりません。
 このたび、法人税を減税するための財源として、資本金1億円以下の中小企業にもこの外形標準課税を
課そうという動きがあるのです。6~7割が赤字といわれる中小企業から広く税金を取ることで減税分の財源を
確保しようというわけです。
 そもそも、法人税を減税して喜ぶのは誰でしょうか。もちろん、収益をしっかり上げている企業は
納税額が減ることを歓迎します。そして、多くの大企業はしっかりと利益を上げてたくさんの税金を
払っているわけですから、大企業が大歓迎なのは納得できます。(実際には租税特別措置によって利益が
出ていても納税していない大企業もありますが・・・)
しかしそのために赤字で苦しんでいる零細な中小企業から徴税するというのは如何でしょうか。
 外形標準課税とは、企業の利益に関係なく、資本金や従業員数などに応じて一定額の税金を課そうというもの
だということは前述したとおりですが、地域の雇用を守っている中小企業が従業員数(従業員給与の総額)に
応じて課税されるなら増員は控えて人員削減方向になる。あるいは賃上げしなくなる。それでは地域経済が
良くならないのではないでしょうか。
 中小企業いじめに他ならない外形標準課税には、商工会議所、商工会連合会をはじめ、中小企業団体が
こぞって反対を表明しています。そして先日、中小企業家同友会の会合で衆議院議員会館に出向いて聞いた
中小企業庁の北川長官の講演でも、北川長官ははっきりと中小企業への外形標準課税の導入には反対だと
おっしゃっていました。
 何でもゴリ押しで進めている今の政府に待ったを掛けることが果たしてできるのでしょうか。

Q-info 第79号 2014年07月発行 読者訪問

読者訪問

読者訪問 第54回

お伺いした会社 株式会社佐藤技研
お話を伺った方 取締役専務 佐藤 哲也 様
事業内容    義肢の製造・卸・販売
会社の所在地  〒611-0033 京都府宇治市大久保町西ノ端1-18
連絡先など   TEL:0774-48-1151   FAX:0774-46-1635
URL       http://www.satogiken.jp
e-mail     tetsu@satogiken.jp

木製義手の模型を持った佐藤専務

 今回は宇治市大久保の工業団地(フェニックスパーク)の中にある佐藤技研さんをお訪ねしました。
 佐藤技研さんは義肢(義手や義足)を製造なさっています。佐藤専務のおじい様
が宮大工をなさっていて、木製の義手を作られたのがルーツとか。今でこそ金属製
のメカニズムになっていますが戦前は木製だったそうで、人形浄瑠璃や仏像の手足
をかたどった技術により作られていたそうです。

超リアルな義手

 そんなことで、現在まで義肢制作一筋にやってこられました。
いまは機能性を重視したものやロボット的なメカニズムを持ったものまで多種多様
のものがありますが、佐藤技研さんでは内部工学的なものはやらずに、見た目にこ
だわってリアリティを追求してこられました。
表面素材も塩化ビニールからシリコーンになり、ぱっと見ただけでは本物と見分け
がつかないものまでできるようになりました。
 義肢を扱っている会社は数百社あるそうですが、外側の素材をもっぱら作ってい
るところは十数社だとか。その中でも特に佐藤技研さんではリアリティにこだわっ
ておられます。手指や手首を切断された方は「付けるとじゃまになるが、でも、付
けたい」という思いが強く、できるだけ残存指の動きを損なわず、かつリアルに装
飾するとということが求められます。まさに義手製作においての腕の見せどころだ
とおっしゃいます。

いろいろな義手の展示

そして、「相手の身になって、気を配って製作している」とおっしゃる佐藤専務の言葉に、単になくなった部分
を補填するものを作っているというのではなく、少しでも力になってあげたいという優しさを強く感じました。
 リアルな義肢を求めて全国からネットで問い合わせがくるそうです。そして、製品の見積、売上、出荷、売上履歴などの管理
に弊社の販売管理システム『はんばいQ』をお使いいただいています。扱い商品が特殊なものだけに、売上入力も同社特有の方
式で入力できるようにしており、MS-DOSの時代から長いお付き合いをさせていただいております。
 『今、ものづくりに問われていることはなんでしょう? 本当にいいものとは? 品質が良く見栄えがして役に立つものは・・・・。
それは心のこもったものづくり。思いのこもったものづくり。自分の一部と思えるものづくり。そして、ものに魂を込める作り
手には感性が必要です。この感性のものづくりが人の感性も磨き、使い手に思いが伝わるのです。』

本社社屋外観

 いただいた会社案内に書かれていたこの一文が、同社の理念を表していて心を打たれました。なくてはならない企業として、
社会貢献されている同社の末永い発展を祈念いたしております。

Q-info 第79号 2014年07月発行 Qシリーズ奮闘記

Qシリーズ奮闘記, コラム/Qinfo

Qシリーズ奮戦記

商品ラベル

ラベルプリンター

使っていただいている業種・業態 高級ブランド洋服卸業
ベースとなったQシリーズ    ごふくQwin for Oracle
導入のポイント         扱われている商品はアパレルの商材ですが、高額な商品が多く単品管理を行われております。
                あぱれるQspではなく、ごふくQwinをカスタマイズし、商品マスターに色・サイズ等の
                必要な情報が登録できるようにしました。また、商品につける札を
                印刷できるようにラベルプリンターとも連動しました。     
カスタマイズと運用のポイント  ・仕入先から商品を受託(浮借)したときに、システムで商品マスターを自動作成します。
                 商品マスターに素材などの情報を入力し、商品ラベルを発行して商品を出荷します。
                 商品を仕入たときも同様です。
                ・商品が売れた時に、自社の在庫品か受託(浮借)商品かの識別が難しいため、
                 浮借商品の仕入処理が必要かどうかを容易に検索できるにしました。

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